江戸時代に隆盛を極め、明治時代に禁じられた「春画」の美の世界に迫るドキュメンタリー。葛飾北斎、喜多川歌麿ら名だたる浮世絵師たちが情熱を注いだことで知られる春画。絵師・彫師・摺師の才能と高度な技術によって数多くの名作が生み出されたが、明治時代になると「猥褻画」として警察の取り締まり対象となり、日本文化から姿を消した。そして近年になってようやく、出版物や展覧会を通してアートとしての再評価の機運が高まっている。ディレクターとして数々のドキュメンタリー番組を手がけてきた平田潤子監督が、北海道から九州、海外にまで足を運んで美術コレクターや浮世絵研究家、美術史家、彫師、画家に取材。バラエティ豊かな傑作の数々を美しい映像で映し出し、エロティシズムだけにとどまらない多彩な表現内容や技巧、創造性に富んだ春画の魅力に迫る。さらに春画をアニメ化し、江戸時代の人々が親しんだその世界をいきいきと描く。アニメパートでは俳優の森山未來と吉田羊が声の出演。
春の画 SHUNGA評論(20)
私はそもそも浮世絵に興味がなく、手足のバランスが変な春画に対して全く興味がなかったが、これはなかなかおもしろかった。
春画に少しでも興味がある人は必見。
春画先生で春画の楽しみ方を教えてもらってのこの映画でしたが、まず画面が薄暗くてよく見えず、春画先生のようにズームをしてくれないので細部もよく分からず、解説もなんか表面上の感じがして卑猥さが全然伝わらず、まさか18禁の局部無修正なのにひとつもエロい気持ちにならないとは思いませんでしたよ。
外国人に教えられる日本文化って日本人として恥ずかしいです。
今年観たドキュメント作品でNo.1の作品
一般公開前ですが、試写会にご招待いただき、鑑賞させていただきました。
(なので、当たり障りない言葉で綴ります。)
浮世絵の一部といえばそうなのでしょうけども、そのなかでも、お色気な絵の数々。思いっきりR18+でした。
北斎とか歌麿とか、すごい方々も手掛けられていたのですね。
時代ごとに変遷はありますが、
楽しさと喜びをもって観られていた、
皆で笑いながら鑑賞していた、
生きる喜びにつながる、ハッピーな見方だったようで
いまのR18+と違って、いい意味で驚きました。
西洋にも、春画の展示会があったり、収集家さんがいたり、するのですね。
春画ールのねーちゃんがうざかった。