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ニューオーダー評論(4)
映画 #ニューオーダー (2020年)鑑賞
クーデターって軍人が粛々とやっていくイメージがあるけど、この暴動に乗じたクーデターは狂気に満ち溢れている
また、この結末は、後味が悪いんだが忘れられない
まさに衝撃作です!
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
軍事デモが起こりそれが街中を巻き込み、正義が存在しない混乱した世界になるという話。
なかなかの過激さ、救いがないので、隣に座るおじさんは衝撃的なシーンになるたびに、え!は?!とか声あげてて、ちょっと煩わしかった。まあそのくらい、映画の基本シナリオ通りに進まないというか、ことごとくバッドエンディングな内容。
整合性というか、社会が正常に機能しない、同時に狂うというところは日本から考えたらファンタジーかもしれないが、国の治安によってはおおいにありえる話であり、それはどこかの世界の真実であるかもしれないと思わせるところは面白かった。
まあまあ面白いです。
ごく短いスパンであたかもシナリオの時系列において、何時なのか判らないままフラッシュバックと言えるのかどうかも解らない、一言でいうと天地創造以前の状態のようなケイオスをストリー展開の中で点のようにスポットで見せるあたり一体全体何が起こっているのかも判らず心の苦痛だけを残しシナリオが展開して行く。
そして前半の結婚式では披露宴の場である豪邸の蛇口からは突然、エメラルドグリーンのビビッドな水が流れ出し、その異常さの警告だけが頭の中に刻み込まれる。それを知った女性当主も結婚式の華やかさと大勢の結婚式の招待客の対応による忙殺から異常さがかき消されるように物語は進行していく。ただし見ている側は、普段見慣れている無色透明な水が流れるはずの蛇口なのにあまりにも異常で異様なことなので忘れようにも忘れられない。映画製作者はそれをあざ笑うように視聴者を無視し続ける。
そして、そして、人の命の希薄さが?
What is a human life worth in dollars?
answer = 40 cents. 映画と関係がないところでは、人間の価値が40セントってどういう意味なのかは? ユーザーコミュニティで作成、編集、運営を行うQ&AサイトQuora(クォーラ)にそこには写真が載っていたので分かるけどもこのセンテンスだけでは何の事かも知る由もない... それはこの映画の暴力における人の価値への残虐性のメタファーとして映画とすごくマッチしている。
トランプ大統領の功罪として個人的にメキシカンに対する印象の悪さから「この映画にはまとまりのある筋書きがなく、メキシコでの暴力と犯罪の歴史を考えると、それほど遠くないように思われる一連の衝撃的な出来事にすぎません。」とか、レイシストのなせる業として「肌の色で貧しい人々を分けるベスト?いやワーストな方法として彼らがより "dark skin" を持っているのに対し、裕福な人々は "lighter skin" を持っているという事実によるもの」と発言をする方々もいる事実を踏まえて...
※若き日のトミー・リー・ジョーンズが出演していたカルト映画『ローリング・サンダー』で描かれていたメキシコの立ち位置もその描かれ方が印象が最悪すぎる。
そのシナリオらしいシナリオの無いことに関しては、5月30日の映画ニュースにあった”パゾリーニ生誕100周年記念、「奇跡の丘」「アポロンの地獄」3劇場限定で日本最終上映” に関するニュースに合わせて、共時性を考えるとマンスローター、レイプ、略奪といった非人間的な限界を昔のソーマトロープやゾエトロープのように映し出すだけの映像媒体としてわざわざシナリオなんていらないのかもしれない。
New Order (Nuevo orden)の名を借りた体の良い粛清を描いてもいる。
かのパゾリーニがリンチによる故殺とも同性愛の少年による復讐からの殺害ともとれることからパゾリーニの遺作『ソドムの市』に対する印象が日本ではモザイク付きのノーカット試写会を敢行上映したことで日本の官憲からのクレームがあったことで民度の低さと映画の印象がシナリオの無い映画としてしか受け止めていない自分自身がいることを改めて知ることに。
My films are not trying to be easy on the public, but rather are
developing a story that is not very common and does not fit
into a genre.
脚本、製作、監督と一人3役を務めていた映画製作者であるミシェル・フランコ監督がQuotes.netで語ったていた「先入観による発想の妨げになっているものやジャンルに捉われない」映画作りを目指している彼らしい作品と言えるかもしれない。
だからなのか? コンサバによる正義に対する踏み絵のようであり、なぜ軍隊には親衛隊がいるのかがダイレクトに分かる映画と一見思えるし、また別の味方では左翼的な人としての不平等感を極端な方法で描いているようにも見える。
でも一番に言えるのは良心を持つ人が結果的には惨めな被害者となっている。
アイロニカルではないどちらかと言うとニヒリスティックでありシニシズムを暴力を使って描いた映画なのかもしれない。
原題であるNew Order (Nuevo orden)の本質が分かればラストの言い知れないメキシカンによる不安感と焦燥感の意味が分かるかもしれない。
失礼を承知で"こんな"を付けさせてもらいます。
"こんな"映画を見ればcovid-19を無理に押してまでメキシコに行こうとは思いませんけど... 何か?
何がなんだか分からない恐ろしい映画を観てしまった!
こんな衝撃的な映画だとは思わなかった。
本作を若い頃に観たら、絶対に「トラウマ映画」になると思われる。
冒頭でチラリと不吉なショットを見せておきながら、裕福な豪邸での華やかな結婚式シーンになるので、「お~、なんだか幸せな映画になりそう…」と思って物語に入って行く。
…と油断して観ていると、暴徒軍団が豪邸にやって来たあたりから、一転して「殺戮と略奪の地獄」に突き落とされる。
救いの無さが、心に刺さる。
本作の製作年は2020年、メキシコ&フランス合作映画である。
この映画で描かれた「絶望的な地獄絵図」が、現在(2022年)のウクライナに対するロシア軍の姿に思える。
ミシェル・フランコ監督という人は「将来、起こり得る恐怖」を描いたのだろうが、ひたすら戦争の無い平和を願うばかりである。