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日本
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ナイトクローラー評論(20)
ジェイクギレンホールがこわい
ラブ&ドラッグのジェイクギレンホールみて
これ見ようと思ったけど
全く別人、俳優ってほんますごいと思った
目がすわってるというか、ラリってるというか
たぎってるっていうんか、とにかく不気味
冒頭の人間としてのまともな生き方をしてないシーンから
最後は自分の仕事の価格を自分で決めれるようになって
周りの人すらも巻き込んで思うままにする姿
すごい。
主人公ルーの無表情が怖い。
彼は感情の欠けているところがあるのだろう。
あまり罪悪感と言うものを感じないらしい。
冒頭から盗みは当然。
カメラを手に入れて初めての現場の撮影で、うまく行かなくても
特に気にする様子もなし。
物語が進むとさらに過激な撮影をするということをしているのを見て
面白いとは思うがまったく感情移入ができない。またルーが提供する
テレビ局のニーナも視聴率を上げるためにルーの過激なビデオを
ドンドン放送してしまう。助手といい登場人物が皆ろくでもない。
しかしそれがこの映画の独特の雰囲気を醸し出していると思う。
不快だと思いつつも最後まで、こいつ何する気だ?と目がはなせなかった。
パッケージの感じ的に、主人公は段々おかしくなっていくのかなと思ったけど、冒頭からまともではない感じ
ギョロっとした目がいいね
ハウス・ジャック・ビルドとかアングストほどぶっ壊れてはない
それほど目立たないサイコパスなら、自分の信念とかこだわりとか曲げないし人生成功できるのかも?
と思える映画
ずっと気になっていた作品。
無職の男が見つけたパパラッチという仕事、パパラッチと言っても有名人を追っかけるのではなく、身近な事件や事故を車で追うというものです。
誰よりも先に特ダネを手に入れるため、どんどんと仕事の仕方が過激になっていき…
ナイトともあって夜の描写が良かった。
夜の街を走り抜ける一台の赤い車にギョロ目が恐ろしいギレンホール。
ここ最近見たクズキャラで1番やばいやつでした。
もちろん、この仕事についたからというのもありますが、ルーは完全にサイコパス。
案外、あの強盗殺人者たちよりも怖いかも。
警察よりも早く現場に駆けつけ映像を撮って、通報すらしない。
警察にも平気で嘘をつき、良きライバルも良き相棒もネタになるならみんなポイ。
そんな超クズ野郎ルーさんも最後には、いえ、なんと成功を収めます。
最後の畳み掛けるような展開、そして悪が救われるという胸糞具合。
マスコミの闇も描かれていて、表面上は事実を伝える正義のようですが、数字を取るために裏ではブラックな取材方法を行う姿には実際もそうなんじゃないかと恐ろしくなりました。
普段よく見るスクープ映像も…どうなんでしょう?
ところで、冒頭の警備員は一体どうしたんでしょうかねぇ…?
以下余談です。
先日最終回を迎えたTBSドラマ『MIU404』にナイトクローラーチャンネルという名前でナウチューバー(架空のものです)をやっている特派員RECというキャラクターが出てきます。
彼の部屋にこの映画のポスターが貼ってあるんですが、今回映画を観てみて色々と納得しました。
RECのスクープを撮ろうとするあまりのしつこさや髪を後ろで結ぶ様子は確かに似ていました。
ルーはテレビに映像を売ることで報酬を得ることを目的としていますが、RECは現代的に動画の再生回数を稼ぐため(結果的にお金を稼ぐことに繋がりますが)。
このドラマも面白いので気になった方は是非!