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日本
02月09日 台灣上映
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ザスーラ評論(12)
原作者は一緒のようなので、まあ特に問題は無いのかもしれませんが、ほぼやっていることは一緒だったので、新鮮味が無かった分、ジュマンジを見た時のようなワクワク感はあまり感じれなかったかなと。
勿論、安定の面白さはあったので、これはこれとして楽しめましたけど、プラスアルファとして見る者が更に驚くような何かがあれば尚良かったなと、舞台が宇宙になってスケールアップしたのかと思いきや、むしろスケールダウンした感もありましたから、場面があまり変わらなかったことも相まってか若干中だるみした部分もあったりで、どうしてもジュマンジと比べてしまうと、正直やや落ちるかなと思わないでもなかったです。
まあジュマンジと比べなければ、ファミリー向けと言う前提は外せないものの、十分問題なく楽しめる映画でした。
逆に直接繋がってはいないことから、むしろジュマンジを見てないのであればこっちを先に見た方が良いかも?
映像面ではさすがにジュマンジから10年経っていたこともあってか、格段に進化、とは言っても今と比べるとやっぱり劣るので、特別セールスポイントにはならないのかもですが。
それとほぼ家の中で進行するのみでしたので、宇宙の広さが生きないのはちょっと勿体無かったかなぁ、ジュマンジは日常の世界に進出してくることでドキドキさせられたのですが、これは似て非なりでしたから、その点でもやや微妙だったかなと、童心に帰るにもさすがにファミリー向けになり過ぎた感は否めずで、どこかもう一つノリきれずって感じでした。
しかしまあ主人公兄弟はいつもケンカばかり、見ていてゲンナリするぐらいケンカばかりしていましたが、ある意味リアルと言うか、男兄弟の子供ってこんな感じだよなと思わず納得してしまうような、本当にケンカばかりの兄弟でしたね。
そして一番上のお姉ちゃんは、年齢的にあんな感じなのも分かる分かる的なお姉ちゃんでした、演じたクリステン・スチュワートの存在感が半端じゃなかったので、もう少し出番多めでストーリーにガッツリ絡んで欲しかったなぁ、しかし好きになったあの人が、まさか・・・なのはちょっと面白かったです!
あと上のお兄ちゃんを演じたジョシュ・ハッチャーソンは、いじめっ子顔なので、こんな役がホント似合う、今や期待の若手俳優ですが、子役時代も結構存在感ありました。
問題は弟君の方かな、いやまあ子供ですから、当然なんですけど、行動にいちいちイライラする、私が兄だったら確かにいじめたくなってしまうかも、これはティム・ロビンスお父さんも大変だぁ・・・って、ティム・ロビンスもガッツリ話に絡むのかと思いきや、最初と最後だけとは・・・。
まあこのケンカばかりの兄弟が、今回の出来事で絆を深めていく話だったので、私も男兄弟で育ちましたから、それなりに感情移入しつつある場面では感動もしながらまずまずは楽しめましたが、でもジュマンジの上手く練られたストーリー構成と比べたらやはり一枚落ちるかな、家族で子供と一緒に見る分には最高の映画でしたけどね。
両親は離婚し、双方の家を行ったり来たり。
そんなある日父親が住んでる古い家の地下室で、ダニーが宇宙を舞台にした古ぼけたボードゲームを発見。
暇潰しにプレイしてみたら、ゲームの出来事が現実にも起きて…!
人気作『ジュマンジ』の宇宙版。
原作者が同じで設定も似てる事から、よく『ジュマンジ』の続編と言われる事があるが、話に全く繋がりは無く、あれはあれ、これはこれ。
姉妹編/ご親戚というのが正しい。
後の『クローバーフィールド』作品みたいなもん。
『ジュマンジ』は“ジャングルアドベンチャー”だったが、こちらは難易度アップのスペースアドベンチャー!
流星群飛来に始まり、ロボット襲撃、巨大重力の炎の惑星、お助けキャラ、そして獰猛なトカゲ型エイリアン、願い事が叶えられる流れ星…。
他にもスリル、ハラハラ、危機の連続!
果たして、クリア出来るのか…!?
家が宇宙船のようになって大冒険!…なんて、童心くすぐる。
また、ボードゲーム自体がレトロなので、本作のSF要素もレトロ風なのが堪らない。
あのロボットなんて1956年作『禁断の惑星』のロボットみたいだし、トカゲエイリアンも往年のB級SFにあんなの居た。
極力CGではなく、ミニチュアやスタン・ウィンストンによる特殊技術で演出。
それらが本当に往年のSF映画を見ているようだった。
そんなSF要素だけではなく、ドラマ部分もお粗末にされていない。
とにかく仲の悪い兄弟。些細な事ですぐ喧嘩、お互い大声で喚き立て、見ててイライラするほど。
どっちがいい悪いと描かれていないのがバランス良し。
弟は兄に構って欲しい。でも、それが時々しつこい。
兄はしつこい弟がウザい。でも背伸びした大人のような態度が素っ気ない。
兄弟居る人なら誰もが経験/共感するあるある。
昔は仲良かったのに、今は…。
顔を合わせれば、口を開けば、喧嘩、喧嘩、喧嘩…。
喧嘩の原因も些細なら、仲直りのきっかけも唐突だったり、意外な事だったり。
さすがに宇宙の大冒険はそうそう無いが(って言うか、絶対無い!)、兄弟が再びお互いを必要とし、協力し合い、絆を見つめ直していく様は、これぞファミリー・ムービーの良質要素。
さすがに幼い兄弟二人で宇宙のアドベンチャーは不安。
お助けキャラ登場。謎の宇宙飛行士。
時折性格に難だが、何故か兄弟を守り、喧嘩の仲裁に入る。
その驚きの正体は…!?
ある事を後悔し続け、兄弟がそれを取り戻し、ラストに感動を盛り上げる。
それから、兄弟には姉が居る。兄弟の事がウザくて面倒臭くて堪らない、今風ティーンエイジャー。途中参加だが、お助けキャラになったのか、お邪魔キャラだったのか…。
改めて見たら、監督がジョン・ファヴローで、兄役は『ハンガー・ゲーム』のジョシュ・ハッチャーソンで、姉役はクリステン・スチュワート。後に活躍する面々ばかり。
『ジュマンジ』は何度も見たが、本作は多分レンタルされた頃に一度見たきりなので、ほとんど覚えていなかった。
やはり『ジュマンジ』の方に愛着はあるが、本作も本作で面白かった。
久し振りに見て良かった。
宇宙すごろく映画で、どんな話かと思ったらファンタジックで、めちゃくちゃなんだけど、けっこう面白い楽しい映画だった。
子供向けなのに、人間関係の描写がとても丁寧で作りがしっかりしていて、職人魂を感じた。
しかし、そうは言っても子供が楽しむものでおじさんが見てもしかたがない。将来子供と見たい。
子どもと観るにはちょうど良いか!と
思ってみたら案外面白かった。
展開はほぼジュマンジと同じ。
だけど兄弟あるあるがリアリティあるし、
うちの妹弟も全く同じ。
感情移入と言うか、この兄弟にイライラし
成長に期待したりして、楽しく見れました。
お姉ちゃんが復活した理由がいまいち
分からなかったりもしたけど、
終わるまで集中して観れました。
子どもも楽しそうでした。