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バットマン リターンズ評論(20)
バットマンのデザインが洗練されてとてもカッコイイです、顔を横を向けられないのは相変わらすですけど
バットモービルの変形とか無理やりというか、こんなこともあろうかと的な展開が好きなんですよね
三作目をティム・バートン監督に撮って欲しかったなあ
という訳でバットマンと銘打ってる割に、バットマンは出番が意外と少ないです。前作で紹介したのでもはや必要なしと言わんがばかりに、オープニングからしばらく経たないと登場しません。主演のマイケル・キートンがこれを最後にバットマンを降りる理由も分かります。だってバットマン活躍しないもん。その分フューチャーされているのがペンギン、そしてキャットウーマン。
特にペンギンに対する監督の思い入れはスゴいです。出生から始まるペンギンの悲哀をつぶさに描写しています。とても不気味・・・なのにどこか滑稽です。街をロケット爆弾を背負ったペンギンさんが練り歩いていても、怖いというよりカワイイです。だってペンギンさんですよ?カワイイに決まってるじゃん!
キャットウーマンも方も本人はセクシーですが、一緒にいる猫がやたらカワイイ。ミシェル・ファイファーの蘇った時のゾンビを思わせる動きとか、ムチでマネキンの首飛ばすシーンは本人がムチの練習をして自分でやってたりと、色々と頑張ってます。
クリストファー・ウォーケンが出ていたのにもビックリしました。脇を締める俳優さんとしてこの時期って結構引っ張り凧だったのではないかと思われます。
アメコミバットマン映画というより、ティム・バートンの創るゴシックな世界観とクリーチャーへの愛情を楽しむ作品。個人的な趣味を前面に押し出し過ぎて次回作の監督はティム・バートンには回ってきませんでしたが・・・兎にも角にもティム・バートン好きな方には是非オススメです。
私はティムバートンの世界観に共感するほどの感性も感受性も持ち合わせておりません
早い話が私は欠陥人間、ケーキに例えるなら売れ残りのクリスマスケーキなのでしょう
ここまで退屈て長さを感じさせてくれる映画も珍しいので星五つです
🦇「でもキスは…時には…命取りだ(°□°)」
#バットマン #キャットウーマン #心に染みた言葉
ティム・バートンによる不幸な者たちの物語を、童話として、癒しの物語として作ってくれた。本当に凄い一作。