プリンス パープル・レイン
プロット
アメリカ
02月09日 1985 台灣上映
Mバタフライ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
バタフライ・キス
プロット
イギリス
05月02日 1998 台灣上映
バタフライ・ラヴァーズ
プロット
香港
04月01日 1996 台灣上映
クラブ・バタフライ
プロット
韓国
09月07日 2002 台灣上映
ブルー・バタフライ
プロット
アメリカ・日本合作
12月02日 2017 台灣上映
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パープル・バタフライ評論(3)
1928年の映像。2人の恋愛部分は少なく、シンシア(ツィイー)の兄が抗日組織の印刷所で排日ビラを印刷していた、などの当時の情勢をうかがい知る程度のもの。伊丹が日本へ帰ってから、彼女の兄も日本人の右翼テロの犠牲となる・・・
あっという間に1931年の上海。日本が中国を侵略したという号外がばら撒かれている中、一組のカップルが、セリフも少なく、叙情的に描かれ、序盤のドラマとどうつながっているのかさっぱりわからないドラマが展開。その男スードゥーは組織の人間と間違われ、女は混乱の中で犠牲となるのだ。
伊丹は上海で軍の諜報機関に入り、パープル・バタフライはティン・ホエを彼と接触させる。そして愛がもつれる相互スパイ合戦。そこへよくわからないスードゥが絡んでくる・・・これがわかんない原因だ!伊丹の上司である山本暗殺がメインではあるけど、その他の部分がわからないまま進み、シンシアが組織のシエ・ミンと出来ていたという、ある意味どんでん返しのような終盤。暗いミステリーを全面に押し出したためか、心理描写がどの登場人物もよくない。結局は日本人への愛よりも中国人への愛が勝ったというところなのか・・・
最後に1937年上海における日本軍の空爆、そして南京虐殺のドキュメント映像が流れるけど、どうせならこれを中心としたドラマにすればよかったのに・・・
主役の仲村トオルより、リウ・イエに眼がいってしまう。
やっぱりリウ・イエには「可哀想な役」が似合うなぁ。