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プロット
オーストラリア
03月08日 台灣上映
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プロット
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03月15日 台灣上映
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オーストラリア
03月15日 台灣上映
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マエストロ その音楽と愛と評論(20)
結構いろんな感想・評が多く、まだ観てない方たちを躊躇わせてるように思うので、音楽ファン、特にクラファンやミュージカルファンの方のためにひとこと書きます。
ネタバレになるかもしれないですが、この映画の全編にわたってバーンスタイン自作の有名曲が適所に使われていて、マーラーなどの楽曲も効果的に出てきて、音楽好きにはとても素晴らしいです。特筆すべきは、ブラッドリー・クーパーがバーンスタインになりきって指揮するマーラーの第2交響曲”復活”、第5楽章フィナーレの場面です。レニーの1970年代頃のコンサートを、英国のどこかのカテドラルで再現しているのですが、延々約6分間にわたって終曲まで聴けて思わず拍手したくなるほど。それとバーンスタインとフェリシアが”オン・ザ・タウン”の世界に入り込んで、ブラッドリー・クーパーがジーンケリーばりに踊るところも良かったな。またレニー自作のミサ曲の”平和:聖餐式(シークレット・ソング)”の練習シーンも良かった。
楽曲の詳細をお知りになりたい方は、Deutsche Grammophonから出ているサントラの紹介を見てほしい。それによると基本ネゼ=セガンとロンドンSOの演奏だけども、一部はバーンスタインがウィーンフィルやNYフィルに遺した音源も使われているようです。
なお、この映画はフェリシアとの愛の軌跡を中心に描いているので、バーンスタインの様々な業績や活躍を具体的に見せてくれる場面は多くない。インタビューを受ける場面で語られる方が多いようです。いわゆる伝記的な部分がもう少しあったほうが、音楽ファンには嬉しかったかもしれない。また、レニーの奔放な生き方とかフェリシアや子供たちとのかかわりの場面で、物語の説得力とかフェリシアやレニーへの共感も増したかもしれないかな。
なお、以上は私の感想です。これからの方は、惑わされず、あまり拘りなくフラットな気持ちで観てほしいです。また、NetFlixだけども映画館の音のよいところで観たほうがいい。
だから、そっとしてあげたほうが良いと思うけどなぁ。
マーラー『復活』がやっぱり良いですね。
いや~彼の指揮ぶりは凄いや。音源はバーンスタインの音源なんだろうが、本当みたい。鳥肌が立った。
『キャンディード』バーンスタイン作詞/作曲のオペレッタ。見たかった。見てみたい。
レナードバーンスタインは、個人的にはヨーロッパ偏重なクラシックの世界から、アメリカなりにクラシックをやって解釈し直し、エンターテインすることで全世界が認めた、かつてない、そして不世出のコンダクター。今回の作品を観ても、その思い込み?先入観?は間違いなかったと思う。
その中でも、刮目に余りあるほどの演技は、英イーリー大聖堂で振ったマーラーの交響曲第2番「復活」。私の先入観通りの彼そのもの。指揮台で笑い、歌い、仰け反り、そして跳ねる。それに呼応するかのように、ボーイングは変わらずだけど、バイオリニストたちがどこぞのロックライブかと思わせるほどのヘッドパンキング。そりゃ盛り上がるよ。更に更に、このシーンがキャリーマリガンの’I miss you’からの舞台袖でサンドイッチされていることの演出の憎らしさたるや。だからこそ、この後の展開が沁みるわけで・・・。
今後ブラッドリークーパーから目が離せないのは間違いないな。