「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔が4年ぶりにオリジナル脚本でメガホンをとり、見た目も性格も正反対な兄弟と姉妹を主人公に描いた人間ドラマ。印刷会社の営業マンとして働く真面目な青年・金山和成は、乱暴でトラブルばかり起こす兄・卓司の存在を恐れていた。そんな和成に思いを寄せる幾野由利亜は、容姿は悪いが仕事ができ、家業の印刷工場をテキパキと切り盛りしている。一方、由利亜の妹・真子は美人だけど要領が悪く、印刷工場を手伝いながら芸能活動に励んでいる。そんな相性の悪い2組の兄弟姉妹が、それまで互いに対して抱えてきた複雑な感情をついに爆発させ……。和成役を「東京喰種
トーキョーグール」の窪田正孝、卓司役を「百円の恋」の新井浩文、由利亜役をお笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子、真子役を「闇金ウシジマくん Part3」の筧美和子がそれぞれ演じる。
犬猿評論(20)
[兄弟]
・真面目で優しく、ちょっと姑息な金山和成(窪田正孝)
・暴力的でトラブルをしょっちゅう起こす兄卓司(新井浩文)
[姉妹]
・仕事は出来るがやや器量の劣る幾野由利亜(江上敬子:ニッチェ)
・ルックスは良いがちょっとおバカさんな妹真子(筧美和子)
由利亜が密かに想いを寄せる和成に真子が近づき、恋人になる辺りから
物語の動きは加速し始める。
犬猿の兄弟、姉妹の姿をリアリティ感溢れるストーリーで描き出し、そして、期待を裏切られない面白さに仕上げる吉田恵輔監督の手腕。
<2018年2月11日 劇場にて鑑賞>
相手の事を理解しているからこそ辞められない犬猿の関係。嫉妬と喧嘩と自己嫌悪を繰り返しながら、少しずつ広がっていく歪み。
正義とか悪とかハッキリしないのも、とっても納得できて好き。
このなんともいえない気持ち
めっちゃわかる。
妹の悪口を私が言うのはいいけど
他人に言われるのは嫌だし、
嫉妬するのも兄弟姉妹だから。
他とはなんか感覚が違う。
オチも好きだな。
なんか邦画って感じで好き。
演技上手いってなるかもしれんけど、
まんまやん、、シャレにならん、、
って拒否反応しかない。
窪田正孝くんは、安定の上手さでした👏
主人公たち4人みんながどこか捻くれていて卑屈で人間味が溢れている