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かたつもり プロット 日本 11月08日 1997 台灣上映
かもめ食堂 プロット 日本 03月11日 2006 台灣上映
虹をつかむ男 プロット 日本 12月28日 1996 台灣上映
いつか、また プロット 中国 04月11日 2015 台灣上映
ふりむいた花嫁 プロット 日本 09月16日 1961 台灣上映
海はふりむかない プロット 日本 09月17日 1969 台灣上映
食堂かたつむり評論(20)
そこで食べた人はみんな幸せになっていく。
よく映画の中で食事は幸せの象徴となっているけど、その王道をいっている。
破天荒なお母さんだけど、娘を思う気持ちは人一倍。
お母さんの働くあの飲み屋、一度行ってみたい。
CGがふんだんに使ってあるけど、ボク的にはよかった。おっぱい山とかアムールみたいなキャラの濃い設定ではCGとかもあった方がほんわかした感じが出ている。
めちゃイケに出ている幸子。機械かと思うほど役者ブタに成長している。
まあゆる~い映画には違いなかったのですが、歌とアニメ画をふんだんに盛り込んだ思いっきりファンタジー調の作風だったので、どうもストーリーの中にいまいち自分の感情が入り込めないと言うか・・・。
食育の話であったり、母と娘の物語であったり、ストーリーは物凄く良かったと思うのですが、演出が私の肌には合わなくて、終始違和感を感じつつの鑑賞になってしまいました。
とは言え、余貴美子が演じた母親の本当の思いを知った時には、かなりウルっと来ましたけどね!
女臭がプンプン漂うちょっと変わったお母さん。
倫子が子供の頃からずっとお母さんのことを好きじゃなかったのも、妙に納得のお母さん振りでしたが、終盤明かされた母の真実、娘への想いを知った時には、思いっきり心揺さぶられてしまいましたよ。
そこに持って来るまでの意味不明な演出が、何とも悔やまれますね。
一方、メインである倫子のかたつむり食堂のエピソードについては、正直薄味すぎてあまり印象には残らず・・・。
客を演じた志田未来、満島ひかり、江波杏子、田中哲司と言ったそうそうたるメンバーも、有効に生かせていたとは言えずで。
幸せになる料理を味付けするエピソードが薄味だと、せっかくのおいしい料理もそうは見えてこないもので、これも何だか勿体無かったなと。
主演・柴咲コウの表情のみで語る素晴らしい演技、母役・余貴美子の抜群の存在感、不思議キャラが印象に残るブラザートムら役者陣はキラリと光るも、肝心の内容の方がもう一歩・・・勿論好みの問題もあるとは思いますが、私はイマイチ嵌りきらずでした。
こんな言い方はよくないのですが、一言で言えば
徹頭徹尾糞です
どうにも映像の暗さがにじみ、辛気臭い印象
アニメーションシーンは見ていて不愉快
いかんせん全体を通して監督の変態さを見せ付けられた感じです
地上波で放送されても絶対に私は見ませんね
声が出なくてもすごく伝わって柴咲コウ、良かったぁ〜
それ以外の雰囲気はよく表れていたと思う。
食堂かたつむりに行ったら、お腹が満たされて、ついでに心も満たされる感じが足りない。