90年代の香港映画界最高のマネー・メイキング・スターことチャウ・シンチー主演による、「0061・北京より愛をこめて!?」に続くスパイ・アクション・コメディ。香港では96年興行収入第2位と大ヒットを記録。監督はビンセント・コックとシンチーの共同。脚本はコック、シンチーに、ロウ・マンセンの共同。製作は「エボラ・シンドローム
悪夢の殺人ウィルス」のバリー・ウォン。音楽はシンチーとは「食神」でも組んだ、香港ロック・シーンを代表するミュージシャン、タッツ・ラウ(出演も)。カリーナ・ラウの衣裳は「楽園の瑕」のウィリアム・チョン。共演は「楽園の瑕」のカリーナ・ラウ、「野獣の瞳」のカルメン・リー、「0061」「チャイニーズ・オデッセイ」のロー・ガーインほか。96年東京国際ファンタスティック映画祭出品作品。
008皇帝ミッション評論(1)
発明好きなら殺しの番号をもらうよりQだろうなどと思っていたが、“天外飛仙”という書物をもらったのに試すことも許されずにクビ・・・妻と一緒に医者として一般人の生活に戻ったファだったが、平穏な日々も束の間、いきなり呼び戻される。
金が明を攻めようとしていた時代。007をモチーフにしているだけあって、オバカ香港コメディにカンフーアクションを上手く取り入れてある。浮気をするとみせかけて、家族揃って演技していたなどというどんでん返しも見事。でも、面白いのは小ネタのみだったりする・・・