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頭上の脅威 プロット フランス 04月27日 1965 台灣上映
男の敵 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
頭を上げて プロット イタリア 01月01日 1900 台灣上映
無敵のハンディキャップ プロット 日本 12月04日 1993 台灣上映
眼下の敵 プロット アメリカ 01月28日 1958 台灣上映
砂丘の敵 プロット アメリカ 03月29日 1952 台灣上映
頭上の敵機評論(6)
自分にも経験のある事柄がてんこ盛りに次々と繰り広げられる
ちょっとフラッシュバックして辛いシーンもあった
今の現代日本でも極めて現実的なストーリー
パワハラ問題、鬱病問題・・・
現実に心当たりあるエピソードばかりだ
部隊司令部事務所の壁面を良く見ると組織図に名前だけでなく顔写真で誰がどの部署にいるかを覚えられるようにしている
操縦士日別出動表もある
誰がどれだけ出動して、誰かが出突っ張りになってないか一目でわかる
平和な現代日本でも同じようにしている事務所はあるはずだ
実際に基づいたものだろうリアリティがある
システムや帳簿ではだめだ
指揮官の頭に入っていなければ意味がない
再出撃に手が震えて心が拒否しているシーン
とても良く分かる
指揮官の心の健康は極めて現代的だ
優秀な人ほどこうなる
山ほど自分より優秀な人が身体や精神を病んですりつぶされて来ているのを間近にみてきて本当に身につまされた
映画としても極めて面白い
心身症に陥った主人公が部隊の帰還の爆音
で次第に目の光が戻る演技の迫真さは驚嘆した
1948年のクラークゲーブル主演の「戦略爆撃指令」もお勧めしたい
戦闘シーンは全くない
しかしそれでも強烈な戦争映画なのだ
司令部の指揮官の戦いとは何かという紛れもない戦争映画だ
指揮の本質とは何かを物語る映画だ
本作以上の圧倒的なリアリティがある
幹部にこれからなる人や、司令部に詰める立場の人は必見だ