ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 台灣上映
WILL
プロット
日本
02月16日 台灣上映
Floating Holidays フローティング・ホリデーズ
プロット
日本
02月16日 台灣上映
ポーカー・フェイス 裏切りのカード
プロット
オーストラリア
03月01日 台灣上映
ストリートダンサー
プロット
インド
03月01日 台灣上映
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々
プロット
日本
03月01日 台灣上映
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夏の庭 The Friends評論(5)
そうそう、その角を曲がったら…違うそんなとこじゃない!そこは30kmは離れた場所やがな。映画って名所名所を使ってうまく繋いでるんですね。
ところでお話。素人子役三人が名優三國蓮太郎とからみ、死について考えさせる良作。子どもの時、死とは何かと思い、怖くなったことを思い出した。三國蓮太郎も本当に鬼籍に入り、子役たちはその時何を感じたのだろうか。
地元撮影の作品では一二を争う作品に出会えました。周りに紹介したいと思います。
もちろんそれ以外の方もぜひ。見る価値ありです。
子供たちの演技が下手だし、家の整理の手伝いをひたすらするだけの展開も間延びしていて退屈気味だしで質感が高いとは言い難い。夫婦の過去に何があってどのような生活をしてきたのかが簡単に示唆されるだけでは重みが出ない。
これならば子供の話など入れないで夫婦の2人の人生だけを最初から見つめればいいのではないか。物語でも演技でも子供たちは必要ないのではないか。それとも子供たちに人の死を意識して欲しいという主題があって、それで無理矢理この形になったのか。
脚本はいいのに映像設定、演出が実になげやり。せっかくのテーマにリアリティぶち壊しの映像の無神経さに腹が立つ。相米慎二が酷評されるべき。キネ旬ベスト5位、読者8位は信じられない。三国連太郎の演技に救われてはいる。戸田菜穂がお得感のある役回りなのはこの頃からなんだな。
病院に迷うシーンのホラー感、プールに沈む山下、最後の廃屋へと化す演出など。特に台風の中窓ガラスに映り込む子供達の顔は素晴らしい絵である。
あまりにも荒さが目立つ子供達の演技に対し、三國の台詞回しのうまさが目立つ。戸田菜穂が三國に食ってかかるシーンは、極端にストレートで良い。一方で、子供達の成長は演技からあまり感じられない。成長している展開のはずで、この話の一方の軸のはずだが。親の離婚に傷付くメガネはどうなったのか?
相米慎二の意図が計りかねる所である。三國と淡島の話に収束して子供は脇に追いやられたように感じられた。
最後のZARDは心底がっかり。クラシックギターの美しい音色が飾った映画を台無しにしている。大人の世界のゴリ押しにウンザリさせられる。