韓国の人気歌手で「ミス・ワイフ」「ダンシング・クィーン」など女優としても活躍するオム・ジョンファの主演で、テロリストにハイジャックされた旅客機を舞台に描くアクションコメディ。揚げパン屋を営むミヨンは、パソコン修理工の夫ソクファンと娘と家族3人、つつましくも幸せな生活を送っていた。ある日、景品でハワイ旅行に当選した一家は人生初の海外旅行に旅立つが、搭乗した旅客機には北朝鮮のテロリストが乗り合わせていた。旅客機はテロリストにハイジャックされて危機に陥るが、そこでミヨンの隠されていた能力が覚醒。不審な男を瞬く間に打ちのめすほどの戦闘能力を発揮する。一方、夫のソクファンも愛する妻に見せていない別の顔を持っており、その秘めた能力で旅客機を救おうとしていた。夫のソクファン役を「無頼漢
渇いた罪」のパク・ソンウンが務める。監督は「消された女」のイ・チョルハ。
ノンストップ評論(7)
パラサイトのお陰で韓国映画にのめりこんでしまいました。韓国映画というだけでワクワクソワソワしながら鑑賞しました。
まずねじり揚げパンに心掴まれました。久々に揚げパンを見ましたが、「エクストリーム・ジョブ」でのチキンのようにまず食で掴みにくる韓国映画に涎が垂れました。揚げパン買いました笑
夫婦漫才みたく進むコメディタッチな序盤は大袈裟すぎる部分もありますが、かなり笑えました。洗濯機がもろ日本語だったり、オロナミンCやポカリがあったので監督日本好きなんだろうなーと思いながらニヤッと見てました。韓国のオロナミンCには当たり付きとかがあるんだなともタメになりながら見てました。
そんなオロナミンCでハワイ旅行が当たり、ハワイへと向かう流れになりますが、搭乗前にかなりの人物がゾロゾロと出てきました。怪しい奴らから美人女優まで…
機内に入ってから間抜けだけど憎めない乗務員が勘違いを続けたりとひたすらコメディな時間がありました。案の定ハイジャック犯たちがやってきて、飛行機を占拠しますが、たまたま難を逃れていたミヨンが無双を繰り広げていきました。アクションシーンもトイレの狭い空間わ活かしたアクションがかなり良かったと思います。女性ならではのアクションに加え、フルボッコにしていくスタイルも面白かったです。
中盤から少し触れられたキャラクターが物語の核を握り始めましたが、そこからは単調などんでん返しがありましたが、面白さが若干薄まった感じがしました。惜しいです。お爺さんが突然テロリストと化すちょっと?な部分がありましたが、まぁそういうのもありかなと割り切ってしまいました。あと機体がまぁまぁ故障してるのにみんなハワイに行きたがっているのも謎でした。あの部分だけは議員に同情します。(それ以外の部分はクズです。)
まぁなんやかんやハワイ行けてよかったね!みたいな感じで終わります。オロナミンCの蓋が偽物で、10年かけて集めた資金でハワイへ向かうというどんでん返しをここでも仕掛けてくれます。憎めない面白さだなと思いました。
エンドロールにまでかけて焦点の当たった人物のその後を回収していくのはサービスしすぎですよ監督!
結構楽しめました。韓国映画は面白い。
鑑賞日 2/12
鑑賞時間 10:05〜11:55
座席 I-13
金まみれのハリウッド映画・監督にはムリな芸当なんだよ
ニコラスやジョディだすほうがよっぽど姑息なんだって(笑)