FARANG ファラン
プロット
フランス
05月31日 台灣上映
ユニコーン・ウォーズ
プロット
スペイン・フランス合作
05月31日 台灣上映
METライブビューイング2023-24 プッチーニ《つばめ》
プロット
アメリカ
05月31日 台灣上映
チャレンジャーズ
プロット
アメリカ
06月07日 台灣上映
ナショナル・シアター・ライブ「ディア・イングランド」
プロット
イギリス
03月22日 台灣上映
ピアノ 2 Pianos 4 Hands
プロット
カナダ
03月22日 台灣上映
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師評論(20)
ストーリーも雰囲気もイメージ通りなんだけどミュージカル仕立てなのが受け入れがたい。
少年が一番歌上手くない?
髭剃られながら歌う?そういうものなの?
ジョアンナ、ジョアンナってしつこい。。
なのにそのジョアンナを助けなきゃいけない時に淡々とミートパイの材料調達ですか。。
ダメだ、気分悪い。
暗めで幻想的な画面の中で残忍な殺人が行われる。
異質で耽美な雰囲気もあり、時にコミカルな演出もあり。
終盤はミュージカル大作らしく、
主人公が思い込みにより誤って最愛の娘を殺してしまうなど、
皮肉のあるストーリーが作品にボリュームを持たせている。
ティム・バートン監督の作品は、
ヘレナ・ボナム・カーターがいつも素敵な役だけど、
今回の人肉パイショップのおかみさんというユニークな役どころ。
人間の残酷さをコミカルでユーモラスに演じていて印象的。
のめり込んでしまうから故に、人間の醜さと狂気が胸糞悪く感じる。
最低な人間はどこまでも最低で、哀れな人間はどこまでも哀れだった。
それでもやはりティムバートンとジョニーデップが織りなす世界観に引き込まれ、様々な登場人物に様々な嫌悪感を抱きながらも最後まで見てしまう。
見終わってから残るのは、ほんの少しの後味の悪さ。
ハッピーエンドのようなそうでないような。それでも見なければ良かったと後悔もしない、不思議な映画だった。
個人的に嫌悪する行動をほのめかす場面もあったが、うまくオブラートに包んでいて、しかもなおかつその場面が無かったらその後の話が面白くない。なかなかうまくできていた。
万人ウケする映画ではないけれど、この独特な雰囲気を好きになる人は少なくないと思う。