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ポイズン・ボディ プロット アメリカ 08月18日 1995 台灣上映
ボディ・ショット プロット アメリカ 11月11日 2000 台灣上映
ダブル・ビジョン プロット 香港・台湾・アメリカ合作 05月24日 2003 台灣上映
ダブル・ミッション プロット アメリカ 06月19日 2010 台灣上映
ダブル・ライフ プロット 日本・中国合作 04月19日 台灣上映
SF/ボディ・スナッチャー プロット アメリカ 10月20日 1979 台灣上映
ボディ・ダブル評論(10)
追いかけて追いかけて、ホテルのエレベータで隣合わせになったりし、海岸近くのトンネルでバッグを盗んだ男に逃げられ息切れしてしまう・・・そしてキスをする二人・・・ その夜、再び望遠鏡で覗き見すると、男が彼女を襲うシーンに遭遇。見事に目撃者にさせられた。
グロリア(デボラ・シェルトン)が殺され、またもや失意のジェイク。ぼんやりとTVでポルノを見てたら、覗き見してた部屋のグロリアそっくりの腰の動き。「ホリーのハリウッド」というビデオを借り、オーディションを受けたりとホリー(グリフィス)に近づくのであった・・・そして、彼女が男に頼まれて演技したことまでつきとめるが・・・
円盤状の屋敷も印象に残るし、覗き見されていた豪邸も他の映画で見たことがあるような。とにかく、デ・パルマの敬愛するヒッチコックの『裏窓』と『めまい』をモチーフにしたミステリー。穴だらけのストーリーなんだけど、ヒッチコックのオマージュがなんとなく楽しい。
そして、クライマックスで穴に埋められるときに夢オチかと思わせるような最初の棺桶シーンへの挿入。それが見事な切り替えとなる快感。そして、演技にも一皮むけたのか、同じ映画に復帰したり・・・さらにはエンドロール時の映像がそのままボディ・ダブルの説明的なシーンとなっているのが面白い。おっぱいやエロシーンが多すぎな映画なのもしょうがないか(笑)
ヒッチコックの裏窓にインスパイアされた作品です。
ただ、ストーリー展開に無理があり過ぎて、サスペンスとしては評価し難い作品です。
かと言って、官能でもありませんし、ラブストーリーとも言い難い、極めて微妙な作品と感じました。
これは映画ですよ、難しいこと言わないで観ちゃってください。
ブライアン・デ・パルマの1984年の官能サスペンス。
覗き見は「裏窓」、美女に執着する閉所恐怖症の主人公は「めまい」…言うまでもなく、デ・パルマが心酔するヒッチコックにオマージュを捧げた一作。
設定こそヒッチコックだが、中身はデ・パルマの変態気質全開の怪作。
エロエロな姿で妖艶なダンスを踊る向かいの美女。
その美女に魅せられ、ストーカーまがいに尾行する主人公。
さらには、ポルノ映画撮影現場(このシーンに流れる楽曲「リラックス」がクール!)に、あの呆然のオチ!
きっと当時は叩かれたんだろうなぁ…と思ったら、ラジー賞監督賞ノミネート。
だけど、このデ・パルマの変態節が面白い。
「スカーフェイス」「アンタッチャブル」「ミッション:インポッシブル」も勿論好きだが、何故か本作のような作品の方にこそ、より愛着を感じてしまう。