犬は歌わない
プロット
オーストリア・ドイツ合作
06月12日 2021 台灣上映
父は憶えている
プロット
キルギス・日本・オランダ・フランス合作
12月01日 2023 台灣上映
ショウほど素敵な商売はない
プロット
アメリカ
01月01日 1955 台灣上映
まひるのほし
プロット
日本
01月16日 1999 台灣上映
ほなまた明日
プロット
日本
03月23日 台灣上映
何も変えてはならない
プロット
ポルトガル・フランス合作
07月31日 2010 台灣上映
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ほえる犬は噛まない評論(16)
「サニー」のチャンミがここでもチャンミという役名で、韓国ではああいうキャラがチャンミ顔なのかと思った
/Barking Dog Never Bites」は英語タイトルで、邦題はこっちを訳してますが、韓国のオリジナルポスターには「同床異夢」とプリントされてて。パラサイトではソン・ガンホが「寄生ではなく共生の映画」と発言するなんて言う事実から思うことは、やっぱり、ポンジュノってテーマ性に何か欠落してるとこ、あるよなぁ、と。
犬を憎み、うるさく吠える小型犬を処分した文系大学講師が、裏金を工面して教授になろうとする物語と、正義感に駆られ、ヒーローとしてTVに出たいのか、行方不明犬探しに必死になる女の子の物語。
ごめんなさい。少し悩んだんですが、あの3種のタイトルに、何がどこからどうやって結びついていくのかが解からないw
犬鍋の文化にゲゲゲ!になりますけど、小ネタやエピソードの面白さは抜きんでてると思うんですよね。団地の階段を血相変えて駆け降りる女子二人のシーンとか、無茶笑える。地下室と屋上の犬鍋は、地味に笑えるホラーw 地下の住人は「パラサイト」に繋がる発想でしょうが、この程度の話なら合理的に受け容れられるし、姉さん女房である講師妻の言動は、おかしかったりホロリンしたり。ここだけでも世界完結。とにかく飽きないし楽しい。
娯楽的見世物としては、個人的にはパラサイトより好き。B級単館系の愉しさにあふれてるし、なにより、ショートカットのぺ・ドゥナが口を尖らせる表情の可愛さが最高。
男には彼に尽くしてくれる妻が。女の子には全てを理解して受け入れてくれる親友が。二人とも、幸せもんなんですよね、結構。なんで、最後はほんわかな感じで「締め」になります。
ただ、タイトルの適当さがw
よって、そういう映画です。
細かいことは言いっこなしで、面白かった。
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7/9 追記
今日になって、英語タイトル&邦題の意味が分かった様な気がする。
キャンキャンわめく割に、何かを実行するでもなく行動も起こさない...
米国に対する北朝鮮の事とか。
米国に対する韓国の事とか。
韓国のIMFへの緊急融資要請は1997年。IMFは慈善団体などではなく、米ドル中心の世界経済秩序を維持する目的で、アメリカが主導して創設した機構。よって、IMFの活動はアメリカの影響下にあり、アメリカの利益のために存在すると言っても過言ではありません。1997年、韓国への金融支援に伴う付帯条件は、成長率の上限を設定されるもので、韓国の経済主権の剥奪とも言える内容。この時点で、韓国企業が稼ぎ出した金はアメリカを中心とした外資に吸収される構図が出来上がった様なもんで。韓国内では、政治家も銀行も財閥も、キャンキャン喚いてたんだろうなぁ、と。でも。何にもできない。
そんな社会に対する、皮肉なんじゃないでしょうか。
いずれにしても。
映画とは何の関係も無いw
『母なる証明』ポン・ジュノ監督も
今作が長編映画デビュー作になります。
日本アカデミー賞主演女優賞にも
ノミネートされている大好きなペ・ドゥナさん。
デビュー作は、どんなふうだったのか楽しみに待ちました。
☆彡 ☆彡
これ犬好きの人
生理的NGな人いるだろうな
この頃からポン・ジュノ監督っぽさ出てるなぁ(苦笑)
まず、冒頭の感想。
これ、他のレビュアーさんも
書かれていた気がするのですが、
犬が好きな人は、序盤早々にNGかもしれません。
かくなる私も
実家で犬を飼っているくらい、
犬好きですので、このシーンでは思わず
画面から眼をそらしてしまいました。中盤にも、同じくらいキツイ
シーンがありまして、そこも同じように画面から眼をそらしてしまいました。
作品冒頭に
犬の取り扱いについての注意書き?説明文?の
ようなものは表示されるのですが、そうだとしてもあれはきつかったです。
ここさえクリアすれば観ていられます。
ストーリーからは、
ポン・ジュノ監督っぽさを感じました。
ずばり、一筋縄ではいかない。
人物像が、ストレートではない。
人間の複雑さっていうのかな、
人生の不条理さっていうのかな、
主人公の二人に共通しているんですが
成功者ではないんです。しかも二人とも
自分が成功者ではないことに気づいていて
なんとか成功したい、幸せになりたいと、あがいているんです。
作品タイトルから、
ある程度想像はつきますが、
コメディタッチな部分もあるのですが、
全体には、とってもシリアスなんです。
コントっぽい遊び心を感じさせる
シーンもあるのですが、主人公の心情を慮ると痛々しさすら感じます。
“贖罪”
ラストは、ここに収斂。
大学の教室で見せた主人公の表情が
いまだに謎であると同時に、頭に焼きついて離れません。
◇ ◇
注目のペ・ドゥナさん。
『空気人形』のインタビューで
「フィルムを無駄にしないためにもNGは出さないようにした」
こんなコメントを残していたのですが、
特典映像を観たところ、このデビュー作で
「フィルムを大事に」とポン・ジュノ監督から教えられていたみたいです。
三つ子の魂百まで、ではありませんが
最初の作品って、とっても大切なんですね(笑顔)
☆彡 ☆彡
あと色。
黄色や赤色。
原色が目につきました。
これには触れられていませんでしたが
もしかしたら、なにかのこだわりがあったのかもしれません。
鑑賞後感としては、
考えさせられる作品ではありましたが、
考える空白が多すぎて、ちょっぴり後味が。
良い作品なんだけど、もう一歩かなぁ。
ここまでくると完全に好みの問題になっちゃうんだろうなぁ・・・。
ペ・ドゥナの魅力は出ているが、この先に「殺人の追憶」や「グエムル」撮る才があるとは感じず。
物語は、韓国のどうかと思う猥雑な文化が直に出てきて、そこは面白いというか興味深い。小型犬好きな人は見ないほうがいいでしょうね…。
(一般の人がナチュラルに■しちゃうんだよねぇ…)
ペ・ドゥナの撮り方だけ才能を感じた1作ですた。