歌麿 夢と知りせば
プロット
日本
09月17日 1977 台灣上映
プアン 友だちと呼ばせて
プロット
タイ
08月05日 2022 台灣上映
ブレンダン・フレイザーのエリートをぶっとばせ!
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
静謐と夕暮
プロット
日本
01月08日 2022 台灣上映
耳をすませば
プロット
日本
10月14日 2022 台灣上映
父と子(1983)
プロット
日本
01月15日 1983 台灣上映
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父と暮せば評論(20)
生き残った地獄。生き残った懺悔。
幸せになってはいけない戒め。
見ていて苦しく辛くなった。
幸せになることが親孝行。死んだ父への追悼。と思っていたのに〜
この娘も亡くなっていたの?
じゃあ、誰が誰に向けて葛藤していたの?
解説が必要になる映画だったよ。
あとがきを読んだところで、こらえていたものが堰を切ってしまって、文庫本を胸に大泣きに泣いてしまいました。
京都シネマ名画リレーにて。
今は亡き井上芳雄と宮沢りえの2人芝居。
井上ひさしの同名戯曲が原作なので、とっても演劇感を感じる映画でした。
親子以外の登場人物は浅野忠信のみ。
宮沢りえの声って、かわいいなあ、広島弁かわいいなあと思っていました。
おとったん、おとったん。
あんなめんこい年頃の娘を置いて、焼け死なねばならなかったおとったん。
原爆で生き残ってしまった事に罪悪感を持ち、幸せになる事を拒む娘と、死んでいるけどそんな娘が気がかりで、化けでてきてしまったおとったん。
おとったんの気持ち、わかるなと思いました。
かわいい誰かを残して死んだことはないのにも拘らず。
娘の気持ちは、わかるけれども、誰も望んでないよ、と思いました。
同級生のお母さんが、うちの娘がしんでなんであんたが生きているのか、と言ってしまったことは、どうか気にしないで欲しい。
おとったんを見捨てて逃げた自分を、責めないで欲しい。
それはあんたのせいじゃないんよ。
おとったんと一緒に、娘を励ます気持ちでみました。
おとったんの1人芝居が面白かったです。
けど、原爆の悲惨さが、直球で心のど真ん中に飛び込んでくる。
それでも、観ないといけない作品です。
あの日何が起きたのか、残された家族の苦悩、娘を思う父の愛。悲しかったです。
原爆瓦、広島の一寸法師の話は鳥肌がたちました。
母と暮らせば の後に本作を鑑賞しましたが、こちらは原爆の恐ろしさ、苦しみを後世に語り継がないといけないというメッセージ性が強くありました
(母と暮らせば より絶対こっちです)