モリコーネ 映画が恋した音楽家
プロット
イタリア
01月13日 2023 台灣上映
映画としての音楽
プロット
日本
11月15日 2014 台灣上映
すばらしき世界
プロット
日本
02月11日 2021 台灣上映
映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ
プロット
日本
03月20日 台灣上映
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
プロット
カナダ
08月07日 2020 台灣上映
さらば美しき人
プロット
イタリア
06月16日 1972 台灣上映
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すばらしき映画音楽たち評論(20)
自分は映画音楽が大好きで、スタッフをチェックする時監督の次に作曲家は誰かと気になるくらいなので、本作はもう興味津々!
彼ら作曲家や映画製作関係者が語る映画音楽の魅力、映画音楽の歴史、作曲風景、さらには神経学者が映画音楽が人体にどんな反応を与えるかまでをも証言。
とことんディープに映画音楽に迫る。
とにかく出るわ出るわの著名な作曲家たち。
その人数50名近く、映画好きなら興奮してしまうほど。
アレクサンドル・デスプラ、マルコ・ベルトラミ、ジャンキー・XLら売れっ子、新進気鋭。
エンニオ・モリコーネ、ハンス・ジマー、ランディ・ニューマン、ダニー・エルフマン、トーマス・ニューマンらベテラン。
アルフレッド・ニューマン、アレックス・ノース、ジョン・バリー、バーナード・ハーマン、ジェリー・ゴールドスミスらレジェンドたち。
名作の名シーンと共に数々の名曲も。
「キング・コング」「めまい」「サイコ」「007」「猿の惑星」「続・夕陽のガンマン」「ロッキー」、「タイタニック」「ロード・オブ・ザ・リング」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」…。
これらを一本の映画で聞けるのだから、何とも贅沢!
中でもやはり、ジョン・ウィリアムズは特別ピックアップされている。
「JAWS」「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」…。
オーケストラによる映画音楽を復活させ、いかに彼が尊敬されているか。
監督や映画関係者、映画音楽評論家は言う。
映画音楽が無ければ、映画はこれほど見る者の心に響かないと。
演出・演技・映像・脚本では表現しきれない部分を音楽でより効果的に高める、映画の代弁者。
しかし、当の作曲家たちは違う。常に、プレッシャーに押し潰される日々だと言う。
まだ作曲中なのに、自分が音楽を手掛ける作品のポスターを見るとゾッとする。
スケジュールも限られてるのに、何のアイデアも浮かばず楽譜が真っ白だと自分の無能さを呪う。
ハンス・ジマー曰く、「ジョン・ウィリアムズに変わってくれと断りたいくらい」。あのハンス・ジマーほどのベテランが!
そうやって死ぬほど悩んで産み出される数々の名曲。
だからこそ、我々の心に響く。
ワクワクするような高揚感満点の音楽も、スリルいっぱいの音楽も、ハートフルな優しい音楽も、涙を誘う悲しくも美しい音楽も。
時代ごとに映画音楽は変化していく。
トレント・レズナー&アッティカス・ロスといった映画音楽を専門としない外部の作曲家たちも近年は躍進。楽器も作曲方法も様々。
かつてのオーケストラによる映画音楽だけを誉め称えるのではなく、新たな才能による映画音楽の可能性を謳っているのもいい。
誰だって一曲や二曲、好きな映画音楽はある筈。
と言うより、映画好きに映画音楽嫌いはまず絶対居ない!
見てたら、日本の映画音楽ドキュメンタリーも作ったら面白くなると思った。
日本にも天才的な映画音楽家たちは星の数ほど居る。
伊福部昭、武満徹、早坂文雄、芥川也寸志、佐藤勝…。
現在も活躍中の久石譲、坂本龍一、岩代太郎、佐藤直紀、加古隆、安川午朗、川井憲次、服部隆之、遠藤浩二、大島ミチル、菅野よう子、富貴晴美…。
名前を挙げるだけでもう曲が浮かぶ!
カリコレ上映作。
WOWOWにて先行放映。
こういう映画は学校の授業で見たかったな。
普段は裏方の作曲家たちのドキュメンタリーで、とても楽しかったです。
音楽と脳の働きの解説も良かった。
腕を組んで頷きながら、
「ジョン・ウィリアムズってやっぱり凄えや…」と思ったり、
「ハンス・ジマーすすす凄ぇ!!!」と度肝を抜かれたりで本当に観て良かったです。
もっとたくさんの映画音楽に触れたいなと改めて思いました。
2018-47
予想以上にインタビュー映像が多くて、語っている内容も、素晴らしい!とか映像を盛り上げる!とか至極当たり前のことを大げさに語っているものが多くて、正直眠気を催した。とはいえ、所々で流される音楽や映像は間違いなく素晴らしくて、いいところばかり切り取られて集められているので、映画好きにはたまらないものだった。
制作上の小話や制作過程・風景など、なかなか興味深い映像もたくさんあった。特にエピローグ的なキャメロン監督の小話などは秀逸で、こういう話をもっと盛り込めよー、と突っ込みたくなってしまうのだけれど、これほどまでにうまくできた話も少ないんだろう。だからこそ最後の最後に持ってきているんだろうし、見てよかったと思えるくらいの小話となっているんだろうけれど…