実際の連続殺人事件をモチーフに、7人を殺したと告白する殺人犯と、その言葉に翻弄される刑事の姿を描いた韓国製サスペンスミステリー。恋人を殺害して逮捕されたカン・テオから「全部で7人殺した」という突然の告白を受けた刑事キム・ヒョンミン。しかし、テオの証言以外に証拠はなく、警察内部でもテオの言うことを信じる者はいない。それでも、テオの言葉が真実であると直感的に確信したヒョンミンは、上層部の反対を押し切り捜査を進めていく。やがて、テオの証言通りに白骨化した遺体が発見されるが、その途端、テオは「死体を運んだだけ」と証言を覆す。「チェイサー」「哀しき獣」のキム・ユンソクと、「アシュラ」「神と共に」のチュ・ジフンがダブル主演。脚本に「友へ
チング」のクァク・キョンテクが参加している。
暗数殺人評論(20)
実際に韓国で起きた事件を基に作られた作品。作品の展開も見所でしたけど、刑事役のキム・ユンソクと容疑者役のチュ・ジフン演のやりとりにも惹き付けられました。
執念ではなく、信念で動く刑事をキム・ユンソクさんの一切動じない演技が素晴らしくて、その信念の行動を嘲笑うかのような舐めきった感じのチュ・ジフンの表情のバリエーションの多さにも魅力されました
独自路線を行く刑事には、頼れる後輩が必須
とてもいい関係を見せてくれた
港町の風景にも引き込まれ、韓国の文化を感じることができた
最後の公判シーンがあっさりだったので、もう一回ドンデン返しがあるのかとヒヤヒヤした。
それはそれで良いのだけど、カタルシスはない…