あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々
プロット
日本
03月01日 台灣上映
オリガ・スミルノワのジゼル in cinema
プロット
115分
03月08日 台灣上映
π パイ
プロット
アメリカ
03月14日 台灣上映
すべての夜を思いだす
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日本
03月02日 台灣上映
ビニールハウス
プロット
韓国
03月15日 台灣上映
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サンダーロード評論(20)
教会のシーンから始まる。母親ブレンダが亡くなった。気になった言葉はジェームス(ジム カニングス)の母への哀悼の言葉や母親の好きだったブルースの曲、サンダーロードのダンス。教会の葬儀に出席している人々はちょっと?というような雰囲気だ。
でも、いいことに、司会の女性は『哀悼の表し方はいろいろある』という。この言葉が好き。この言葉がジムに安心感を与えたかどうかは察することができなかった。
ジェームスは識字障害で母親が教科書を読んでテープに吹き込み耳から学問を学ばせた。学業は大変だったろうが母親がいたからこそ、ここまでこられた。彼はテキサスのクリスチャン大学(LCU)を卒業したようだ。
まず最初の衝撃は母の死。それから、解雇、娘クリスタルのクラスでの性的発言、離婚訴訟、親権を失う、識字障害、次から次へと、彼に、困難が降るかかる。降りかかるというより彼が故意にそれを選んでるように思える。上手く説明できないが、運が悪い人は運の悪いことが続くといった方が適当だろう。識字障害もだが、彼は、怒りやすく、怒ると見境がつかなくなるし、人々との会話のリズムに乗れないし、話が飛びすぎるし、なにかパニック症候群のようにも見えるし、タイプA的な人のようにも見える。診断できないが、精神的な問題を抱えている。その彼に
司会の女性は『哀悼の表し方はいろいろある』というのが、私は心のなかで、ジムに『安心していいよ。そのままの姿でいいんだよ。』といってあげられるような気がした。
この世の中はジェームスにとって生きにくい世の中かもしれないけど、二人で助け合っていってほしい。応援するよ。
最後の親子二人のシーンは『孟母三遷』を思い起こさせた。
蛇足:この映画のもとは13分の短編。
2016 (winning Jury prizes at Sundance
Jim Cummings' 13-minute short Thunder Road
https://vimeo.com/174957219
主役のシーン多すぎで、最後の方はちょっとうざかった。
切れ方がどこか中途半端でね、ちょっとね。
突っ込みをいくつか。
読字障害とのことだけど、もう治ってるのかな。訴状のあたりでそんな感じがしたけど。
娘がお母さんが巨乳とか言ってたけど、そうでもない気がしたが。
後半、元相棒に家に送ってくれとか言ってたけど、ガラス割った車はどうしたんだろうか。
まあ、勢いがある映画ではあった。
僕にはちょっと退屈でした。
で、その葬式のダンスシーンから始まるのだが、ラジカセの調子が悪く無音のまま踊っててThunder Roadは流れない。なんだそりゃ!?
本作を観終わった後、原案となっている短編を観たのだが、そこではキチンと曲に合わせて主人公が歌い踊っていた。なぜ長編にしたときに曲を流さなかったのだろう。めっちゃ気になる!このシーンは短編の方が断然いいのに。
さて、葬式後に日常が戻るのだが、この主人公がめちゃくちゃ生きづらさを抱えていた。母の死後の処理、娘との手遊び、同僚や上司との関係、パトロール中の女子高校生への接し方。マジメなんだけど不器用な彼を見て、笑えなくなっていく自分がいた(葬式のシーンでは少し笑ってしまうところもあったのに)。
コメディとも思えないし、ハートウォーミングな話でもない。本当に妙な話。絶賛なんかできないけど、嫌いにもなれない。
ただし、ボス好きおじさんの思いは不完全燃焼。公開をひかえているBlinded By The Lighit(カセットテープダイアリーズ)に持ち越すことにする。
不器用で善良なのに空回りの主人公が時に可笑しく、時に痛々しく、時にブチ切れしてクソッタレで、愛しくて。
本作の出だしと心にじわり温かいラストがループさせる終息感が心地良くて、ちょっと感動。
人生における苦しみや哀しみの描写や展開のテンポが重過ぎなくて、ちょうど良い塩梅な、
愛しき映画でした。