あぶない刑事
プロット
日本
12月12日 1987 台灣上映
バーニーズ あぶない!?ウィークエンド
プロット
アメリカ
06月09日 1990 台灣上映
あぶない刑事リターンズ
プロット
日本
09月14日 1996 台灣上映
差出人のない手紙
プロット
メキシコ
03月25日 2000 台灣上映
あぶない奴ら TWO GUYS
プロット
韓国
12月23日 2005 台灣上映
ブコバルに手紙は届かない
プロット
フランス・イタリア・ユーゴスラビア合作
04月05日 1997 台灣上映
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ぶあいそうな手紙評論(16)
ー弱視のエルネストは、妻を早くに亡くし一人で暮らす78歳の男やもめ。息子ラミロから同居しようと言われ、自宅の内覧を渋々引き受けるが、家を売る気は無い。
週に数度、ハウスクリーナーの女性が来てくれるが、台所は散らかり放題。
だが、書斎には多くの本と数枚のレコードが置かれ、彼の知性を物語る。
ある日、彼はひょんなことから、ビアという奔放で明るい女性と知り合いになり、一緒に犬の散歩に行ったり、食事をしたり、少しづつ距離を縮めていく。-
■今作で印象的且つ沁みた点
1.且つての友人オラシオの死を知らせる友人の妻ルシアからの手紙をビアに頼んで読んで貰うシーン。そして、タイプライターで返信をしようとするエルネストを制して、ビアが言った言葉。
”堅苦しいよ・・。私が、手紙を書くよ・・。”と言って渋るエルネストの口述筆記をするシーン。手紙の書き出しにも”イロイロとアドバイス”をするビア。
ーエルネストのお金をくすねちゃったりするが、教養のある心優しき女性だと分かる。-
2.そして、ルシアからの手紙に書かれていた言葉の数々。喜ぶ、エルネスト。
ーもしかして・・。-
3.ビアにもイロイロと事情があるようで、ある日、目に痣を付くって、理由を聞くと”自転車で転んだ・・”
4.エルネストとビアが交流を深める数々のシーンでは
・夜、若者たちと詩を路上で詠うシーン
・その後、ビアを追ってきた無骨な男をエルネストが玩具のピストルで追い払うシーン
・滅多に会えない孫にビアのアイディアで、エルネストの動画を撮影するシーン
-言葉遣いを”固い”と又もビアに直されるエルネストだが、恥ずかしくも、嬉しそうである。ー
・ビアからルシアとの関係を鋭く突っ込まれ、照れ臭そうに昔の関係を告白するシーン
が、特に良い。
5.隣人、ハビエルの存在も良い。口は悪いが、お互いを気遣う関係性が垣間見える数々のシーン。
ー新聞が取られていないと心配するところなど・・-
が、ハビエルの妻がある日倒れ、ハビエルが子供のところに行くシーン。二人で固く抱擁を交わすシーン。
ーハビエルが寂しそうに呟く・・。”老いては子に従えだ・・”-
6.ナカナカ上手くコミュニケーションが取れない息子にビアに書いて貰った手紙に書かれていた事。それを一人で読むラミロの少し背を丸めた姿。
-ラミロ、あれは涙ぐむだろう・・。手紙って良いよなあ・・。-
<そして、”良い風”に追い立てられるように、エルネストは”ある人”に会いに旅に出る・・。
ビアに手紙の書き方の指導を受けるうちに、自分の人生に”新しい風”を自ら吹き込んだエルネストの姿にも涙するあのラストシーン。
手書きの手紙って、魔法の力を持つのだろうなあ・・。
人生は、これからだね、エルネスト・・。>
タクシー乗るの逆じゃないと思っていました。
主人公は、壁などに手をおいて伝い歩きしなければならないほど視力が低下している。若かりし頃に思いを寄せた女性からの手紙を、ルーペを使っても読むことができない。
あるきっかけで知り合った、少し怪しい娘。彼女との交流で、主人公は新たな老後の生き方に踏み出すことができる。
全体的にゆったりと物語は進むが、それなりに事件も起きる。
隣人が概ね狂言回しの役割なのたが、彼の身にも退っ引きならない事態はやってくる。
ユーモラスなファンタジーでありながら、厳しい現実も見せる。
人は誰でも年を取るのだけれど、資本主義の行き先は核家族化を招き、孤独な老人は増えていく。
ハッピーエンドではあるが、身に積まされる部分のある映画だ。
銀行(?)で年金を受けとる際に、お札を額面ごとに違う色の封筒に入れてくれる。これは主人公独自の分類方法なのか、ブラジルでは普通のことなのか。
主人公の住まいは集合住宅だが、息子が売ろうとしているので区分所有なのだろう。だが、主人公が家賃の支払い猶予を頼みに行く場面があったような…勘違いか。
あまり見慣れないブラジルの映画なので文化や常識に不可思議な部分はあって、それを見る点でも面白かった。
勿論、単館で上映されるような雰囲気むんむんで、お話も地味に進んで行きますが、不思議と共演の若い女性が話に絡んで来ると雰囲気も明るくなるしお話もいい感じで進んできます。
よくあるパターンと言えばパターンですが、しかし、ブラジルも良い映画を作りますね。
最後は何ともほろっとさせられました。
何とも味のある内容で良い映画でした。
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