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05月24日 台灣上映
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03月22日 台灣上映
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日本
05月17日 台灣上映
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日本
05月31日 台灣上映
火天の城評論(20)
原作読んで面白かったので楽しみにしていたんですが・・・酷かった・・・
尺の関係で最後までやらずに、安土城築城までなのは解ります。
しかし、無用な配役の変換、なぜ又右衛門の息子が娘になっているのか?
物語上息子であったことで成立していた話がバッサリ切られて、代わりに
娘と部下の恋愛話が入る。(これがまた意味がない)
それに又右衛門がやたらと卑屈で誰にでもぺこぺこ頭を下げる。
原作にあったリーダーシップが影をひそめ、信長と部下に挟まれた中間管理職になり下がってしまってる。
原作未読ならそれなりに面白かったのかもしれないが、原作を読んでしまうと粗しか見当たらない駄作になり下がってしまった。
歴史、お城好きにはたまらない大作。
「ラストサムライ」で武士の生き様を描いたように、
中世日本の“匠”たちにスポットを当て
その時代の人間がどう生きたかを描いています。
実際、
大工や棟梁だけでなく、石切りや山から木を切り出す人たち、
染物を作る女たちまでがスクリーンに映し出され
その心意気が垣間見えたのはとても興味深かったです。
ただ…
ストーリーが進むにつれて
編集のぶつ切りや過剰な描写が鼻につき始め
なんだか前半の重厚な職人の世界から
急にうす~い漫画的なアプローチに…
果てには
そんなアクションとラブストーリーですかぁ!?
と軽い突っ込みを入れたくなる所も。
いや残念。
重ねて残念。
こうなってくると際立って見えてきてしまうのが
キャストやCGの違和感。
CGは大人の事情で仕方ないとして、
某お笑い芸人の面々がストーリーの軽薄化に伴って
浮いて見えて来ちゃうんですよねー。
前○ンは意外と良かったのにな~。
ハリウッド映画が地味で重厚な描写に耐え切れず
お色気とユーモアと英雄色をちょちょっと足しちゃったような…。
お笑い芸人がまじめな対談をして
耐え切れなくなって徐々に笑いに走ってしまったような…。
アメ横のお菓子屋さんの
「3つで1000円、4つで1000円…」
っていう気前良いサービスのような…。
せっかくベースにある満足感が
薄らいで行く感じ。
それでもさすがの存在感のベテランメインキャスト陣に支えられ
最後まで鑑賞に堪えうる内容となっています。
それだけに
しつこく重ね重ね…
惜しい。
まぁ色々言いながらも
歴史的にも価値のある安土桃山城の背景。
一度観てみる価値は充分あると思います。
※他サイトより転載(投稿日:2009/09/14)
昔の人の知恵や努力は伝わってきた。
この映画を観ると必ず、安土城跡を訪れたくなると思う。
・・・こんなに苦労して建てた安土城が3年で焼失するなんて・・