私と私
プロット
日本
08月11日 1962 台灣上映
メンゲレと私
プロット
オーストリア
12月03日 2023 台灣上映
わたしと、私と、ワタシと、
プロット
日本
09月02日 2023 台灣上映
私と猫のサランヘヨ
プロット
韓国
10月30日 2020 台灣上映
この街と私
プロット
日本
03月04日 2022 台灣上映
あいつと私(1961)
プロット
日本
09月10日 1961 台灣上映
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ミツバチと私評論(3)
エシカル賞受賞作
ベルリン映画祭では最年少8歳で主演俳優賞とったソフィアオテロちゃん。ベルリン映画祭ではすでに男優賞とか女優賞とかなくしているとのこと。
オーディションではじめは目に留まらず、後から探し直して監督も見つけたらしい。性別の間で揺れる不安定さの演技はとても自然だった。そしてとてもかわいい。。
バスク出身の設定なのは、バスク語の一人称二人称には性別がないからとか。確かに、作中まだ性別がよくわかってない時に英語字幕はheとかsheとか出てきて、あれ?と思った。その点日本語は何とでも訳せるから多様性に対応しやすい言語なのかも、と思いつつI(私、僕)は逆に性別固定されていて現実的には一番困るんだろうな。
8歳ではっきりと性自認が違うと気づき。受け入れられない父、自分のことで手一杯な母、唯一受け入れてくれた叔母。
プールに行きたくない、可愛いものが持ちたい、名前を呼んでほしくない。そんなことでしか自分の違和感を表現できない子どもに対して、家族はどう気づきどう寄り添うのか。日常の風景でありながら養蜂や洗礼式などの文化や習慣も紹介され面白かった。
エンドロールの名前でルシアと出てきた時、ああこれを言いたかったのか、と一番胸を打たれる。
映画祭ではまだ「20000種のハチ」の翻訳タイトルで紹介され、終わる頃には日本公開も決まり邦題「ミツバチと私」になっていた。多様なニュアンスは失われるが確かに耳馴染みはよく、タイトルつける人も大変だなあと感心。。。
結構複雑で展開もいろいろとある作品でしたが、意図的なのか、非常に平坦な雰囲気で作られていたので、気持ちが入っていかなければかなり辛いかも─
こういった題材も、こうやって不自然すぎるくらいに自然な感じで仕立て上げられているように感じてしまうと、むしろ“違う”というところを煽っているだけのようにしか思えなくなるのですが・・・非常に難しさを感じてしまいました。
自分の性に違和感を覚えた子供のお話
自分には本当はないものを信じようと苦悩する母と
自分の中に確かにあるものを胸に秘めたまま打ち明けられずにいる子ども
お兄ちゃんの優しさが良い
TIFFにて
ヒューマントラストシネマ有楽町