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ペイチェック 消された記憶評論(20)
ジョンウー節です。
やっぱ、知りたいよねー。でも知っちゃいけないんだ。そのことがよくわかった。
小道具が何の意味を持つのか、謎解きしながら進むストーリーは面白い。最後まで楽しめます。バイクアクション、そしてエンディングも気分爽快。
ただ、根本的な設定が難しいので実は話がよく分からない。そこを突っ込むと数々の矛盾があるらしい。
ポンコツ映画愛護協会によると子供だましの映画とのこと。悪かったな、すっかり騙されたぜ(笑)
ヒロインのユア・サーマンもストーリー同様、美人かそうでないか、いまひとつはっきりしない。冒頭に出演してたエロエレガントな人が良かった。あれは誰だ(笑)
作品自体、サスペンス、アクション、SF、と3部に別れているような印象を受けます。アクションについて言えば、『マトリックスリローデッド』のようなバイクの逆走シーンが爽快(しかし、パクリ感は否定できず・・・)。後半のSF部分に関してはまるでT2にそっくり・・・・というかFBIの黒人捜査官ジョー・モートンが時計を拾うところで「ニヤリ・・・」と想像させてしまいます!!「ああ、これであの有名作品に繋がるのか・・・」と。ここまでやるのなら、ロバート・パトリックを出演させればもっと面白かったのに。。。
2度目を鑑賞した後、確信を持った。これは観客への挑戦である。主人公が「パクリ屋」だということで、最初からパクリますよと宣言しているようなものだったのだ!ジョー・モートンが時計を拾うのは確信犯的な遊び心。もうパクリすぎでお腹イッパイという感じです。