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ザ・フライ2 二世誕生評論(4)
巷には全く設定変わった2もあったりするのでそこは安心。
もちろん不気味でグロい描写も引き継いで、前作は第9地区のエビみたいでしたが今回はグレムリン風ハエ男
銃でのドンパチは正直いらなかったなー
そして舞台もほとんどが研究所で展開されるのもマイナス
救いのあるラストは結構良かった。
産まれる息子の心配をしていた前作のママも報われたね。
編集長は相変わらずいいやつだった
哀しき科学者の運命を描いた『ザ・フライ』の続編。
ハエ男の遺した男児マーティンが、父親と同じハエ男へと変貌していく様子を描いたホラー映画。
脚本には『エルム街の悪夢3』『ブロブ』のフランク・ダラボンが参加している。
ハエ男の子供を、前作のヒロインが産み落とす所から映画はスタート。
前作でハエ男の子供を堕ろそうとしていた気がするが、今作では産もうとしているのは何故だろう?
生まれつきハエ男の遺伝子を受け継いでしまっている主人公。普通の4〜5倍のスピードで成長してしまう。
そして、映画の中盤で自らの呪われた遺伝子に気づき、絶望のうちに変身していってしまう。
前半は難病をテーマにしたヒューマンドラマのようでわりと面白い。
陰では社長のペットと蔑まれながら、生まれつきの遺伝子異常と付き合う主人公マーティンがどのように成長していくのか興味深かったです。
しかし、後半になりマーティンがハエ男に完全に変身してしまった後は、ただのスプラッターB級ホラーになってしまってガッカリ。
しかも、殺戮描写のテンポが悪いので非常に退屈。CGでモンスターを動かすことができる現代と比べることはできないですが、もっと迫力あるアクションを見せて欲しかった。
ラストはあれでいいのか?あんな雑な合体で、何故マーティンだけが人間に戻れたの?
ハッピーエンドっぽくするためにすごく無理のある展開になっています。
大体マーティンめちゃくちゃ人殺してるけど、その後お咎めなしだったのだろうか…?
社長も、良い人ではなかったけれど、あんなモンスターに変身させられるほどの悪人であるという描写がなかったため、正直可哀想だと思ってしまった。
勧善懲悪のハッピーエンドのはずなのに、後味が非常に悪いという珍しい映画です。
前作もそうでしたが、ハエ男が全くハエに見えないのは何故…?
なるほどこういう風に話を繋げるか。いいじゃないか。
1は、切ない終わり方だったけど、今回は、すっきりするはずが、それじゃー全然すっきりしねーよ!って感じの終わり方だった。
でもちゃんと1の世界観だった気がする。
生命のか弱さとか、儚さみたいなのがじんじん染みる感じある。
にしてもグロい
残酷!
顔溶けるとか、頭潰れるとか、そんなんばっか笑