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クライマーズ プロット 中国 09月25日 2020 台灣上映
ハイ・フィデリティ プロット アメリカ 03月03日 2001 台灣上映
ドライビング・ハイ! プロット 日本 08月21日 1993 台灣上映
ハイ・シーズン プロット イギリス 06月19日 1989 台灣上映
ハイ・シェラ プロット アメリカ 12月17日 1988 台灣上映
ハイスクール・ハイ プロット 1996年製作 01月01日 1900 台灣上映
クライマーズ・ハイ評論(20)
小学生か中学生のころに見た作品だったと思うのですが、初めて映画館で寝てしまった作品です。
御巣鷹山事故についてと聞いていたため、新聞社や山登りの話が大部分で見当違いな期待をしていたこともありますが、昔は内容が重過ぎて理解できなかったのかな?
改めて見てみると考えさせられる良い作品だと思うのかもしれません。
文章を記事にするだけでも、広告や締め切り、上司との折り合いなど様々なファクターが絡んでいて、そこにリアリティを感じました。
悠木は自分の軸である「チェック、ダブルチェック」を貫いて、大スクープを落とす決断をしましたが、それが彼のスター記者である所以な気がしました。仕事を運任せにしない姿勢はつくづく見習うべきだなと思います。
僕の好きなシーンはやはり、佐山の現場雑感です。
女の子の遺体を抱え、ただ呆然と天を仰いだ自衛官。空は美しいのに地上に目をやるとそこは機体の破片と遺体が転がっている。この空と墜落現場との対比が素晴らしかったです。
登場人物もひとりひとりがかなり人間臭くて面白いです笑。
それはともかく、正直大きなネタを前にした新聞社の醜い内輪もめをみせられてもなー、というのが最初の感想。題材が実際の事故だけに、地方紙の意地とか以前に新聞社のあさましさばかりが鼻につく。群馬か長野か、事故の本質にとってはまったくどうでもいいことに振りまわされるのは滑稽ですらある。伝えたかったのはそっちだろうか。
それでも3.5点つけたのはこの事故そのものが衝撃的だったから。当時のことを思い起こさせたし、事故に関係する職場がかなり混乱し、ハイテンションであったろうことは容易に想像できる。原作をしらないが、大きなネタは報道機関の人間をおかしくするというのがタイトルの意味だろうか。
しかし、実際に起きた大事故を前に展開される大人げない諍いに不愉快さを覚えたのも事実。新聞社の裏事情なんぞ、知ったことではないと思うと同時に、事故に対していろいろな想いを抱えつつも目の前のギスギスした人間関係や締切、配達、他社との凌ぎ合いといった日常の仕事の延長上に彼らはいたのだ、と思わされた。
もし、上記のようなことを伝えたかったのだとしたら、配役、演出などいい出来だと思う。
堤真一さんの演じる正義感の強い新聞記者を描き、商業主義の日本の報道のあり方を問う。
堤真一さんの演技が素晴らしかったです。
今でも墜落原因について陰謀説やら色々と様々な意見があって、本当のところは謎に包まれている。
墜落前の機長達の会話をネットで聞いた事があるが、聞いた後数日は何も手に付かなかった。
この映画では事故当日からの数日間の北関東新聞社を描いているから事故の描写はあまり出てこない。
でも、凄惨な事故現場を見た記者が気がふれてしまうシーンで滝藤賢一の凄さが現場の悲惨さを伝えている。
親友の病気の話や元社長秘書のセクハラのくだりは正直必要ないと思った。