搜索この世界の片隅に的結果,共703993筆,(花費0.001421秒).

用戶 Etteiretacxd泥の河 的評價.

3 years ago
加賀まりこは今では珍しい女優オーラを放つタイプの女優さんだが、その美しさはモノクロ画面でもちっとも損なわれていなかった。 ここでの時代の波から取り残され、社会の底辺で生きるしかなかった娼婦の、退廃的な色香には溜め息しか出てこない。 暗い目をした姉弟の面影が、今も記憶の片隅に残っている。

用戶 fzxuhfh竜とそばかすの姫 的評價.

2 years ago
細田監督のネット社会描き方に変化が見られた。ネット社会の捉え方に変化があったことはもちろんだが、ビジュアルでの表現の仕方そのものを変えてきた。 細田映画では、異世界に突入するとキャラクターの輪郭線が朱色になる。ネット社会を描いた『ぼくらのウォーゲーム』からやり始めた演出なのだが、『時かけ』のタイムリープの場面でも『サマーウォーズ』のオズの世界でも、『おおかみ...

用戶 yqcvotrビートルジュース 的評價.

3 years ago
久し振りに鑑賞☆ 初めて観たティム・バートン監督の作品は「ピーウィーの大冒険」! この作品は、ブラックな部分のない 明るくて楽しい作品でしたが、その数年後に世に出た「ビートルジュース」には、本当にやられました! ティム・バートンらしく、この世とあの世の世界が逆に描かれていて、闇の世界の悲壮感なんてまるでナシ! マイケル・キートンのベテルギウスは、口八丁手...
3 years ago
原作に登場する白木リンのエピソードが通常版で割愛されたのは、まだヒットどころか製作が実現するかどうかもわからない脚本作りの段階で、遊郭の女性という子供向きではない要素が客層をせばめるリスクと考えられたからだろう。しかしロングランヒットで世間に支持されたおかげで、長尺版をより大人向けの内容に描き直すことが可能になった。 リンのエピソードが加わることで、すずの...

用戶 Reideveere21世紀の資本 的評價.

3 years ago
大著「21世紀の資本」を読了するのは無理だとしても、この100分少しで18世紀から今日までの経済史が俯瞰できることに感謝。 リーマンショックの時に感じた通り、資本はなんと貪欲かつ残酷だと再認識しました。 第一次世界大戦以前の様な世界になりつつある現在をどうしたらより良い未来に導けるのか、一つの処方箋を示してもらえた映画でした。 私はミニマムインカム推進派...
3 years ago
ホコリの中の小さな世界と今居てる世界とのコミュニケーション話。 キャラの動きや表情は観ていて楽しく笑わせてくれたりするが、全体的にはかなりもうひとつの出来。 かなり疑問点がある。 1   あの世界(ホートンが住む世界)には象は一匹しかいないのか。 2   ホコリの世界とホートンが会話するシーンで「僕は象のホートン」って言ってるがホコリの人達は象を見たことも聞...

用戶 Pmieucdlam愛と哀しみのボレロ 的評價.

3 years ago
人類の融和や世界平和の中心たらんとする、当時のフランスの心意気が眩しいくらいだ。 同時に、世界どころか欧州の統合すらままならない現在から見ると、映画のフィナーレが滑稽なほどの絵空事に思えてくる。 また、こうした西欧の思想と世界の首都を任じていたフランスとパリの凋落ぶりは、今や誤魔化しようがないところまで進んでいる。 この「戦後」世界への大いなる信頼と期待が、...

用戶 Kmnhiospsxg泥の河 的評價.

3 years ago
第二次世界大戦が終わり、復興しつつある大阪の片隅に、まだまだ戦後を引きずって、ひっそりと生きている人たちの物語です。 田村高廣の、飯屋の親父が素晴らしい。戦後のドサクサをどうやって生き延びて来たか明確には知らされませんが、子供たちに見せる手品なども、彼が生きるためにどっかでやっていたイカサマ芸のようにも見え、今の家族も、一体どんないきさつで家族になったのか...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 庶民の視点で描いた原爆、反戦映画としては「この世界の片隅に」を観た時ほどの魂を揺さぶられた何かが足りない気がする・・。世界の黒澤監督作品として、この凡庸さは何かと戸惑いながら鑑賞、答えが見つからないのであれこれ邪推してしまった。 有力な軍人だった父のお蔭か兵役免除、戦地にもいかず原爆投下当時35歳の新進監督、国威高揚映画を...

用戶 Ospmxggxnsマザーウォーター 的評價.

3 years ago
すんごい世界観がまた大放出ですね~ この雰囲気といい、 なんでしょう、この何度も見たくなる世界観、 金子隆博さんの音楽の威力が絶大ですね 京都ロケ、水の流れる音。それも素敵です。 このシリーズどれも好きです。 いろんなことに疲れた時などに観るとリラックスします。 生涯でこんな映画に出会えてよかったです。

用戶 Svmeeopnixpe独裁者 的評價.

1 year ago
この作品を観終わった後5分ぐらいボーっと余韻に浸っていて無性に「早くレビューを書かなければ!」と謎の使命感に駆られた。 喜劇の対義語は何だろうか? もちろんすぐに出てくる単語は悲劇だ。しかしこの作品を観た後だと喜劇の対義語は戦争なのではないかと思う。 じゃあ悲劇はなんなんだ?自分は悲劇は喜劇の類義語だと今は思う。誰かにとっての悲劇は誰かにとっては喜劇にもな...
2 years ago
現在、プラド美術館で展示されているヒエロニムス・ボス作「快楽の園」について、歴史家や歌手、アーティストなどが、それぞれの解釈をするドキュメンタリー作品 この映画を見るまで、ヒエロニムス・ボスも「快楽の園」も知らなかった私が、この映画を観て「快楽の園」の実物を見るためにプラド美術館に行きたくなった 映画の楽しみの一つとして「見たことのない世界を知る。これま...
1 year ago
やっとこの時か来た。日本発祥のドリフト競技が、この映画を通じて、全世界に広まってほしい。 実車での迫力 ハンパない!

用戶 toxdbv殺人の追憶 的評價.

3 years ago
軍事政権下、ということは歴史的な一般論からすると、まぁ、人権はお上次第。ということは地方の官憲の倫理観に清廉潔白を求めるのは、そもそもお門違いなんだろうな、という前提を飲み込みながら見てるうちに、この世界観にいつの間にか慣らされてくる。 アカデミー賞という結果を知っているので、後付けの理屈じゃないの? と言われれば否定はしません。 世界に認められるモノに...

用戶 Emieapldstイレイザーヘッド 的評價.

3 years ago
デヴィッド・リンチ監督の衝撃的なデビュー作。初鑑賞時に受けた途轍もない衝撃が未だに忘れられない。 約10年ぶりくらいに鑑賞。改めて観ても凄まじい作品だった。 完璧に表現された独創的な世界観が凄い。本当に完成度が高すぎる。デビュー作で、しかも低予算で、ここまで完璧に独自の世界観を映像化してしまうのだから、デヴィッド・リンチは本物の天才だ。 そのリンチ監督...

用戶 Hibdaonlur-kigwrd祇園囃子 的評價.

3 years ago
何度かTVで観たことのある作品。溝口健二監督の作品として意識して観るのは初めて。 若尾文子がまだ10代だろう、とてもみずみずしく、それでいて男の目を離さない魅力をすでに放っている。 京都・祇園の花街の人間模様を、その裏側の薄汚い部分も含めて描いている。華やかな世界には必ず裏が存在すること、これを映画を通して描いたその意図はどこになるのだろうか。 映画の世界に...
3 years ago
悪魔的な世界にこだわりをもち続けているクローネンバーグ監督の今回の作品は、ふたたび、ロシアン・マフィアという人の命など何とも思わない悪魔のような世界を描いている。ところがいつもと違ってクローネンバーグ監督は、悪魔の世界の落とし子のような赤ん坊の世話をする助産師の女性という天使を悪魔の世界に登場させるだけでなく、観客に、天使と悪魔の両方の視点を提供するという試...
3 years ago
2月9日、京都の出町座で鑑賞。40席ほどの小さな劇場だが満席だった。 古い話で恐縮だが高校生の頃、劇場版「ガンダム」を見た時の記憶が蘇った。大好きな作品でTV版を何度も見直していたためどのカットのあとにどんなシーンが来るのかほぼ覚えていたので、新作カットになるたびに感動すると同時に違和感も覚えた。 この作品でも元からのファンが多かったのか、鑑賞中、新作シー...
3 years ago
40年ほど前の映画なのに、クローン技術など今現在に通用するテーマ。 絵画の世界での逃走劇など、斬新な演出も見どころ。

用戶 vnuynmトニー滝谷 的評價.

3 years ago
「トニー滝谷の本当の名前は、本当にトニー滝谷だった」。西島秀俊のナレーションがこの原作の書き出しを作品内に響かせる時、一瞬にして透明感に満ちた世界が広がった。単なる純粋無垢な透明でなく、どこかひんやりと冷たさが残る、青みがかった白。個人的に原作からは灰色の世界をイメージしていたところがあったので、この色彩は逆に鮮烈だった。出演者は最小限。むしろ言葉と音楽と、...