彼女はなぜ、猿を逃したか?
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White評論(20)
↑ そんな感じの劇場版でした。
内容的には寧ろドラマ版よりも情感や笑いの深み?はなかったようにも感じましたが、このアニメは元々ストーリー展開の収まりがズル、いや上手いのでちゃんと纏まっていき安心して楽しく見られました。
画も音も全体的に割としっかり作ってあって、グッズコーナーの力の入れ具合(Disney様Wish関連売り場の4倍程)、さらに「また今度〜」みたいなラストと相まって東宝が主人公(娘ということでいいんだよね)の卒業まで、SPYxFAMILYを親子連れ向けのフランチャイズ映画化することが可能か探っているかのようにさえ思えます。
まあ私は笑えてほっこりできれば何でも良いですが。言葉に出さずともお互いを気遣いあう情愛もの・バディもの、大好きです!「後宮の烏」も劇場映画作ってほしい(すみません全然関係ありませんでした)!!
普段アニメエピソードはなんならスマホ画面で見ていますが、少しでもガッカリしないように今回は事もあろうかIMAXで見てしまった。無駄と言えば無駄、GODZILLA -1.0の時のような迫力爆大感はありません。でも⭐️(ステラ)一つ分くらい良く感じたかも。
それでも劇場公開映画であるからには劇場で、劇場に行くからには可能な限りデカいスクリーンと音響で、というのは映画娯楽好き者(映像文藝批評家に非ず、というかなれない)にとって原則ですのでその分の価値はありました。たぶん。
ただ上記の個人的嗜好と⭐️加算を差引くと実は本作は2.5〜3位の出来だったのかも知れませんご参考まで。
あっと、ネタバレ部分。劇中、娘アーニャは犬ボンドの脳内予知を読心・理解してある意味ドラマ以上にスーパーな行動をしていましたが、これドラマでは設定上通じ合っていませんよね?それは何故なら幼い天然バカと思われている娘が読心+未来予知〜回避まで出来たらあまりに強すぎるスーパーキャラクターになってしまう、からではないのかしらん?まあそもそも軍の飛行船戦艦を爆発炎上の末不時着水させるという大立ち回りを演じていて、それでもまだお互いの相方を普通の一般人と思っているなら、他者認知能力があまりに歪んでいる夫婦と言わざるを得ませんが…
でもこれがもし映画が微妙なパラレル世界線ならOK、次回作に期待(しとるんかーい自分!)。
うんこ映画です。笑"映画を見ればこの意味わかると思います。悪い意味じゃないですよ。
映画自体はアニメの延長。可もなく不可もない。ギャグのキレが弱い?あんまり笑えなかったなぁ。残念。
疑問の残らない、とにかく楽しい映画でした。
漫画読んでたらより楽しめるかなと思いますが、何も知らない状態でも全然みられると思います。
それ以来、わが家はスパイファミリーの大ファンです。劇場版という事で、スケールが大きなお話しになっていますが、基本的には、アーニャの可愛らしさや、ヨルさん、ロイドさんのアクション、家族の絆がよく描かれていた。
深夜アニメにありがちな、表現の過激過ぎるシーンとかは無かったので、家族と一緒でも安心して見られます。
大人には、ちょっと物足りないかもですが見てよかったです。
そう言えばエンディングテーマは、「SOULSOUP」と言う曲でした。テレビ版のテーマ同様、Official髭男dismが唄っていましたが、歌詞中出て来る「役不足」と言う言葉を、誤用しているっぽく感じられました。辞書的に「役不足」は、「(俳優の)実力>役の重さ」という関係になっている訳ですが、この歌詞だと逆に「(俳優の)実力<役の重さ」というように受け取れるので、「役不足」の典型的な誤用ではないかと思ったところです。まあ天下の東宝が配給する映画のエンディングテーマであり、いろんな人のチェックを受けているでしょうから、きっと何らかの合理的解釈があるものと思われますので、是非公式見解を聞いてみたいものです。
そんな訳で、テレビ版の域を全然脱していなかった本作の評価は、★2.5とします。