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05月31日 台灣上映
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モスル あるSWAT部隊の戦い評論(11)
普段は、特撮、SF、ホラーなどで、戦争映画はほとんど観ない。
今回は幸い、試写会に当たり、見分を広げるために観に行ったこの作品。
観終わった後は、「重~い!」という印象だけが残った。
平和な日本で、毎日娯楽を楽しむことを出来る自分たちでは想像することが出来ない壮絶な日々が、地球のどこか、こことは違う場所で本当に起こっているんだ、ということを思い知らされた。
構成としては静かに進行する部分と、逆に撃ち合い殺し合う部分の、静と動がはっきり対比できる映画。展開が早く、102分がすごく短く感じた。
特に拳銃を撃つ際に、陰から手だけだして目標を観ずに打ちまくるシーンはリアルだった。
(昔、本物のYさんが、映画とはそこが違う、って言ってたのを観たことがある)
ラストのシーンも、印象的でよい。
(ただエンドロールが長すぎて、寝そうになった)
それからもう1点、日付の変わり目というか、時間の流れが分かりにくかった。
大怪我してた主人公が、いつの間にか戦列に復帰してて、「あれ?」って思ったり。
全国公開するらしいが、こういう映画ってヒットするのかなぁ~。よくかわらん。
ただテレビ放送されても、ちょっとヘビーすぎて観ないなぁ~。
ただリアルさを重視した戦闘シーンの描写が続き、ドキュメンタリーにしたいのか、エンタメにしたいのか、どっちつかずの演出不足な仕上がりという印象も。
SWAT部隊の戦う理由(任務の内容とその意味)が映画のオチのため、何のために戦っているのかずっと説明されず、観客には分からない存在に感じてしまうのが惜しいとも。
警察官だった青年がスワットにスカウトされて行動を共にしてからの半日くらいですっかり大人になる。その間に隊員が4人くらい死んでいるし、隊長もエロ本のトラップで死ぬ。
数年前の出来事だがおそらくあの辺の地域では今も同様の状態なのだろう。最近イスラム国が復活したとかいう話も聞く。恐ろしいことだ。
隊長がいちいちゴミ拾いをする。道中であった子どもの兄弟を連れて行こうとするが、兄はかたくなで父親の遺体から離れない。あれが一生の別れになってしまいそうだ。父親の遺体も一緒に運んであげて欲しかった。弟は、隊長が難民の家族に里子申請する。優しいお母さんでよかった。
戦場の恐ろしさ、しかも現代戦で、生々しさが尋常じゃない。現代戦の独立愚連隊だ。死体から装備を剥いで使用する。RPGが不発でショック。
本作で監督デビューを果たしたマシュー・マイケル・カーナハンは、リアリズムの観点からアラビア語を母国語とする俳優をメインに起用。結果、観客はかつて間接的に眺めていたイラクの地上戦へと体ごと引き込まれることになる。
事実に基づいた元記事の映画化権を取得したのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や同『エンドゲーム』の監督、ジョー&アンソニー・ルッソ兄弟。しかし、本作はまるでハリウッド映画らしくない。理由はあまり馴染みのない俳優たちの存在と、躍動するカメラが終始、戦争で我が街を徹底的に破壊された人々の側に立ち、彼らの怒りに寄り添っているからではないだろうか。
アフガンが再びタリバンの統治下となった今、観ると、そんな思いが一瞬頭を過るのだ。