女ともだち(1956)
プロット
イタリア
01月25日 1964 台灣上映
女ともだち(1983)
プロット
フランス
01月25日 1986 台灣上映
彼女の彼は、彼女
プロット
フランス
07月06日 1996 台灣上映
男ともだち
プロット
日本
01月10日 1994 台灣上映
ともだち(1974)
プロット
日本
07月24日 1974 台灣上映
夕方のおともだち
プロット
日本
02月04日 2022 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
彼は秘密の女ともだち評論(20)
大好きだった親友が亡くなり、悲しみにくれるクレール。
そんなある日、親友の旦那の元を訪ねると、彼が女装している姿を目撃してしまいます⁉︎
昔から女装が趣味だったと語るダヴィッド。
戸惑いを隠せないクレールですが、徐々に女性の姿にも慣れていきます。
しかし、その慣れが災いの始まり…。
親友ローラの面影を追いかけ、女性としての彼に惹かれてゆくのです。
愛する旦那がいるのに、ダヴィッドを求めてしまう気持ちが複雑に絡み合います。
最終的にクレールは、旦那とダヴィッドのどちらを選んだのでしょう…?
どちらを選んでも、心から祝福できないのが複雑な心境です。
最初は女同士の友情物語と思った。
クレールとローラ。
少女時代に出会い、一目惚れの如く、無二の親友に。
何をするのも一緒。恋も。失恋も。結婚も。
やがてローラは出産。が…。
ローラは病に倒れ、亡くなる。
クレールはローラの葬式で悲しみに暮れながらも、彼女の夫ダヴィッドを支え、娘リュシーを守る事を誓う。
死後も変わらぬ女の友情。
ある日…。
ダヴィッドとリュシーの様子を見に行く。
驚きの光景を目にする。
ダヴィッドが女装してリュシーをあやしていた。
ダヴィッドには女装の趣味が…いや、女性の心が。
女同士の友情物語から、LGBTの作品へ。
“女性”になったダヴィッドにはローラも理解は示していたと言うが…、
クレールは理解出来ない。
しかし、秘密を知った/打ち明けた者同士、交流を深めていく内に…。
クレールは再び女性としての魅力を取り戻していく。
ダヴィッドも“女性”としての魅力を増していく。ヴィルジニアと呼んで。
LGBTへの差別/偏見、理解/受け入れも込められている。
夫を愛しているものの、いつしかヴィルジニアに惹かれているクレール。
ダヴィッドとして夫と親友となり、ヴィルジニアで居られる時が減り、彼女に会いたいと訴えるクレール。
二人は身体を求め合うも、我に返り…。
その直後…。
LGBT題材の作品では大抵悲劇が付き物。
このまま『ミッドナイトスワン』のような路線一直線かと思いきや、
最後は幸せのカタチ。
フランソワ・オゾンにしては珍しく、ハッピーエンドに感じた。
本当に可愛い、あと衣装が全部オシャレだったのも観ていて楽しかった。(おセンス抜群ファッション。)
あとやっぱり、赤ちゃん可愛い(*^^*)不穏な場面でも、赤ちゃんが映るだけで明るくなるもの。
(LGBT)をテーマにした映画を幾つか観てきましたが、本作が最も重くなくて観易かった印象。
それもこれもきっと、ヴィルジニアが心底女装を楽しんでたのが良かった。
あの喜びに満ちた笑顔を見たら、もう人の目なんて気にしてる時間なんて、ムダだと思う。(ただ独りになった時の落ち具合が、心配だった…当事者にしか分からない、悩みがあるのかな。)
誰にも迷惑掛けてるわけでも無いんだし、みんな自分の人生を一人一人、好き勝手に生きて良いと思う。
自分のための人生なんだから。
それにダヴィッドは、自分の娘(リュシー)の面倒も嬉しそうにみていたし、良い父・母親だと思う。
ダヴィッド(ヴィルジニア)は女性が好きで、女装も好き。と言う、(LGBT)の中なら、トランスジェンダーなのかな?(違ってたら、ごめんなさい。)
(LGBT)の一つにしても、一括りには出来ない程、様々な種類の方々がいらっしゃるんだと、勉強になりました。
終わり方も良かった。
人生をどれだけ正直に楽しんで生きていけるかを考えさせられる。
オチはアヤフヤに受け止め方によっては主人公の旦那が可哀想な結末でもある。