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相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿評論(20)
六角さんが主役を張るなんて、驚いたけどなんか嬉しい感じ^^;
名バイプレーヤーとして、しょっちゅう拝見はしていたものの、
謎に包まれた私生活!?は、確かに何にも知らなかった…。
いやもちろん、米沢守さんの私生活もまるで知らなかったけど。
…その謎を解いてくれたのは(本作でもあるが)、いやビックリ。
「徹○の部屋」だった。恐るべし!ゲスト潰しの黒柳徹○女史。
今作と並行して放映されたお昼の番組で(しっかり録画しておいた)
六角さんがいかに米沢さんであったか(同一?)を認識できたのだ。
うーん…いい人だ。受け身で冷静で温和。でも大変でしたね^^;
ドラマの方は、相棒シリーズのスピンオフということで、
例のマラソン事件を背景にしているものの、事件そのものは小さく、
米沢の過去や離婚した奥さんとの想い出などが切々と語られる。
彼本人があんまり表舞台に出てくるようなタイプではないので(汗)
彼の相棒?として、やや暑苦しい(千葉県知事のような)熱血刑事・
萩原聖人と今回は組ませている。うぅ~ホント彼はハチャメチャ!
いちいち米沢が間に入っては彼を制止するシーンが多く^^;
やっぱりこういうコンビものは、動と静なんだな、と思わされる。
内容は…怪しい人物の登場、二転三転する捜査、上部の圧力ののち、
アッと驚く為五郎!…じゃなくて犯人。という何時もながらの展開。
もの凄く上手い出来だとか、細部まで行き届いているとか、そういう
レベルの話ではないが、最後までまったく飽きがこないのはさすが。
冒頭からずっと出ずっぱりながら、テンポと愛嬌を崩さなかった、
米沢=六角さんに拍手を贈ってあげたい気分だ。頑張りましたね~。
ちょこ、ちょこ、っとだけ出てくる右京さんと薫ちゃんが、
もうちょっと喋ってくれたりすると面白かったのになぁーなどと、
スピンオフだということを忘れ、本来の展開を期待してしまったが、
ラストの落語ネタシーンでは、よーし♪という感じで〆てくれた。
新しい相棒のミッチー(個人的にすんごい楽しみ☆)も登場して、
まぁ…ある意味番宣になっているものの^^;サービス満点なのだ。
(六角さんは名ギタリストでもあるのだ!コンサートもこなすらしい。)
相棒シリーズは、TVも映画も政治や社会の裏を時々見せてくれる。
見る方がこんなテーマやってもいいの?とドキッとする事がある。
腐敗した現代社会に相棒達が真っ向立ち向かう姿は、まさに正義の
ヒーローである。
真実を追究する相棒達の男気が伝わってきて、胸がキューンとなった。
残念なのは、折角鑑識課の米沢なのにもっとオタク的要素があればよかった
鑑識技術で犯人を追いつめると思っていたがちょっと普通の刑事みたいで、
同局の科捜研の女みたいなものを期待していたので。
でもファンとしては十分楽しめる作品でした。
相棒シリーズスピンオフ企画。
基本的には2時間ドラマで充分な内容ですが、これは天晴れ。長谷部安春監督の職人技が冴え渡る。
時々先走った撮影箇所もあるが、それもまた味の1つになっている。
先ずは《相棒》だけに、同じ女性を愛してしまった“新相棒コンビ”の組み合わせが絶妙と言って良い。
一応シリーズ物としてファン向けでありながら、私の様な余りシリーズを見ない者でも分かり易く作られています。
本家よりも断然このコンビのほうが!とまで…。まぁ、それは流石にファンが許さないだろうが。
と褒めつつも、この新相棒コンビが出会う理由等、“相棒”だけに成立しているが、普通に考えたら「何だよそれ!」となってしまう。要はそれを許容出来るかどうかで評価はガラッと変わってしまいますね。
《相棒》として、今回での社会派的なテーマはズバリ“天下り”
情けない2人のコンビや+もう1人の重要な人物とのやり取りでクスクス笑わせ、本家は高みの見物。更に周りの脇役達は自分の範疇でこの新コンビを高サポートとファンならば納得の内容。
警察上層部が、出来るだけ内部的恥部を隠そうとする辺りさえ悲哀とゆう笑いにすり替えてしまう。
一見すると底の浅い脚本だし、あくまでもファン向けに作られた感じがする。2時間ドラマの枠組みの中で収まるレベルの内容で、「あの人やこの人はどんな感じで登場するのかな?」と云った楽しみ方をさせる作り方なのは間違い無い。
そんなファン向けの為に高く評価される事は無いだろうと思われるのですが、そんな条件の中で面白い娯楽映画を作ろうと云った気概が感じられるのは嬉しいところ。
最近は直ぐに眠くなってしまう作品が多いのですが、「娯楽映画とはこうでなければ!」と云った作りが光ります。
(2009年4月4日丸の内TOEI 2)
人気ドラマ相棒のスピンオフ映画で、鑑識の米沢守が本作の主演をはっています。普段はわき役の彼が、元女房を殺された刑事の相原とタッグを組み、事件を解決していきます。感想としては、本家に比べるとやはり面白さに欠けるかな;;まず、米沢さんの元女房と相原の元女房がそっくり過ぎる展開にいきなり萎えました(苦笑)本人そのものだし。それに、刑事のはずの相原が感情的で常にドタバタで。ちょっとわざとらしかったかと…。本作の見どころは、個人的には片桐はいりさんだと思います!本当に個性的なお顔立ちと演技で♡お団子食べているだけで、つい目が離せないような魅力を放っていました!!はいりさんがいてよかったと思います。
先日発売になったキリンのついにアルコール0.00%
偽ビールを飲みながら見ました
いつも通り、ネタ晴らしに気をつけながら、
まず、水谷豊、寺脇康文の出演の仕方が気に食わなかったな。
わざわざ、無理にすれ違いさせてるのが見え見え。
彼らが仕事しちゃうと相棒本編になっちゃうからしょうがないか。
あとはですね、どうも、日本の映画だと「そんなこと実際には有りえんだろ」って思っちゃうんですよね。
前回の相棒、東京シティマラソンが舞台。で、そのマラソンが狙われているっていえば、マラソン中止にするでしょうが普通。
これで感情移入ができなくなっちゃうのかな。
今回の映画はこのマラソンの事件終了のところから始まっています。
で、脇役君が、いろいろと警察の上層部がやめろというのに、いろいろと言う事聞かずに勝手に動く。どう考えても犯罪でしょう?みたいなこともやっちゃって。
ノリとしてはビバリーヒルズコップ。
ビバリーヒルズコップはとっても面白かったんですが。
よく考えれば、あんなにアウトローな刑事いるわけないし、街中馬鹿みたいに車ぶっ飛ばしたりできるわけないんで同じなんだけどね。
外国だと実感がないから物語として有
でも、池袋とか新橋とか日本人がやってると、「そんなわけないだろう」ってなるのかな。
ということで、やっぱり、こういうのは、本場、ハリウッドですかね。
ビールも偽じゃないほうが良いということです。
キリンもがんばったのかもしれませんが、
宝のバービカンプレミアムとおんなじ味だよ