キングダムI
プロット
デンマーク
07月28日 2023 台灣上映
キングダムII
プロット
デンマーク
07月28日 2023 台灣上映
レッド・ドラゴン
プロット
アメリカ
02月08日 2003 台灣上映
ファイアー・ドラゴン
プロット
香港
06月01日 1987 台灣上映
ラスト・ドラゴン
プロット
アメリカ
08月17日 1985 台灣上映
ダンジョン&ドラゴン
プロット
アメリカ
07月14日 2001 台灣上映
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ドラゴン・キングダム評論(20)
この映画・・・Jackieだけで、これから面白くなるのかな?と少々不安になってきた頃、Jet様登場で映画が締まってきました。やはり、奇跡の競演だけあって、2人の対決は素晴らしいです。 Jackie曰く、最初にオファーを受けた時、単純物語で工夫がないから断ろうと思ったが、競演がJet、と知り、即OKを出したと云うだけあって、2人の掛け合いは面白いです。五獣拳、棒術、酔拳、それぞれ功夫マスターだけあって完璧です。 ウエン・ウーピンのワイヤーも今回、特に力が入っている感じでした。
映画は現代のボストンから始まり。質屋の老主人オールド・ホップがストリート・ギャングに撃たれ、ジェイソンが気になっていた如意棒を持ち主に返してくれと頼まれ、屋上から転落して気絶。目が覚めると古代中国だったという時空を超えたドラマへと様変わりするのだ。如意棒を持っているために残虐な兵士たちに追われ、酔拳マスターのルー・ヤン(ジャッキー・チェン)に助けられる。そして、オーファン・ウォリアーのスパロウ(リウ・イーフェイ)、サイレント・モンク(ジェット・リー)と、如意棒を持ち主に返すための旅の仲間が増えてゆく。
序盤からJJ対決!酔拳対少林拳。豹拳、鶴拳、蛇拳、蟷螂拳、2人とも多彩な構えとスピーディなアクションで魅せてくれるのだ。カマキリ拳法といえば『スウィングガールズ』で上野樹里が見せてくれたサックス2本の攻撃を思い出してしまいますが、もう一人の仲間である美少女戦士スパロウが琵琶を弾く姿も魅力的なのだ。アメリカのサイトではマンドリン・ウォリアーなんてのもあったけど、琵琶がマンドリンなのか??
憎き不老不死の支配者ジェイド将軍(コリン・チョウ)を倒すという目的でわだかまりも解けた一向は砂漠を越え、五行山を目指す。あ、西遊記だったのか・・・(最初から孫悟空が出てました)。4人の旅の仲間がそのまま西遊記の雰囲気もあったので、ジャッキーがウッチャンに見えてしまう・・・そして、如意棒に導かれし者という設定がそのまま『LOTR』の成長物語にも思え、アンガラノがイライジャ・ウッドにも見えてくるのです。たどり着いた寺は『少林寺』っぽく稽古のシーンがあるけど、どことなくエルフの里のような雰囲気だし・・・
ジャッキー・チェンもジェット・リーも大暴れすることからほとんど中国産のような雰囲気だけど、アンガラノ君の成長ぶりは『ベストキッド』風。欧米人はやっぱり腰の位置が高いんです。だけど、師匠を大切にする心は養われてましたね~すぐに復讐心を燃やすブルース・リーの心ではなく、打たれ強いというか、粘った末に勝っちゃうジャッキーの教えそのものを受け継いでいたかのようでした。
もう一人注目に値するのが、白髪魔女のリー・ビンビン。リウ・イーフェイと甲乙つけがたいところですが、どちらもアジア人女性らしい端正な顔立ちで美しいのであります。不老不死の霊薬(エリクサーと言ってた)を欲しがるのもわかるよ~
失望しました。
相乗効果を狙って、ダメになったという典型的なパターンです。
設定も、ストーリーも陳腐です。
少年もパッしないし、好感が持てません。
唯一の救いは、女の子はかわいかったことくらいかな、、、。
ジャッキーも、ジェットリーも、次回作はピンで主演のものに期待します。
だって監督のロブ・ミンコフはカンフー好きと言うけども今までやってきた仕事は「スチュアート・リトル」や「ライオンキング」の監督だし脚本のジョン・フスコも「スピリット」や「オーシャン・オブ・ファイヤー」など本格アクションとはあまり縁のない脚本家だからファンタジー色が強くなるのは納得できる(._.)でもそうなると何でこの監督と脚本家に任したのかがよくわかんなくなってくる!ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演なんて誰もが注目する企画なのにアクション映画の経験がない監督をもってきたのか...
そもそもアメリカ映画にしようというのが間違っていてジャッキー・チェンとジェット・リーの共演を観られるだけでも嬉しいのだがどうせやるなら中国が製作した本格的なカンフー映画に仕上げてほしかった(>_<)
せっかくカンフーオタクという設定の青年が過去に飛ばされるワケだからいろんなことをもっと知っておいてほしかった。カンフーオタクにしては知識が浅いというかキャラクターが生かしきれていない気がする。逆に当時の人よりも事態を把握しといてほしかった(._.)もっと「ダイ・ハード4.0」のジャスティン・ロングとか「HEROES」のマシ・オカ的なからみが観たかったのに(>_<)っていうよりも全体的にキャラ設定に穴があってスパロウはなんで自分のことを「彼女は...」っていうのかがわかんない(._.)
カンフーオタク青年を演じたマイケル・アンガラノ、実は「ドラゴンボール」のゴクウ役の候補にあった俳優だけに如意棒を操る彼の姿を観ているとどうしても「ドラゴンボール」がダブってくるしそれと同時に「ドラゴンボール」もこんな感じの不思議な作品になるのではないかという不安が襲ってくる(@_@)
何はともあれジェット・リーとの共演は実現したから次は「マッハ!」のトニー・ジャーとの対決企画を実現してほしい(>_<)