NYイースト・ヴィレッジに集うボヘミアンたちの愛と苦悩に満ちた1年間を描くミュージカル。伝説のブロードウェイ・ミュージカルの映画化。監督は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のクリス・コロンバス。撮影は「クローサー」のスティーヴン・ゴールドブラット。音楽(作詞・作曲)はオリジナルの舞台の台本も手掛けたジョナサン・ラーソン。編集は「ボーン・スプレマシー」のリチャード・ピアソン。衣裳は「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」のアギー・ゲラード・ロジャース。出演は「シン・シティ」のロザリオ・ドーソン、(以下はオリジナル舞台にも出演)「閉ざされた森」のテイ・ディグス、「フローレス」のウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア、「レストラン」のジェシー・L・マーティン、「KISSing ジェシカ」のイディナ・メンゼル、「スクール・オブ・ロック」のアダム・パスカル、「ビューティフル・マインド」のアンソニー・ラップほか。
RENT/レント評論(20)
「365日の時間を何で数える?(愛で数える事は出来るかな?)」
「後悔している間に、人生はどんどん過ぎて行ってしまう…未来も過去もない、あるのは今この瞬間だけ。」
時々、思い出したい良い言葉。
見てみてわかった。
「no day but today」
このフレーズが聞きたかったんだな、と。
ミュージカル初演時のオリジナルキャストが半分以上を占めているだけに、「呼吸が無意識にシンクロする」くらいのチームワークの良さ。
そして、歌が圧巻。
(CHICAGOの映画版も好きだけど、この点では比較にならず)
エンジェルが好きだなぁ、やっぱり。
ものすごいチャーミング。
そして、あの美脚っぷり。
男にしとくのがもったいない…。
これほど心にしみる歌もなかなか見つからないと思います。この映画にどっぷりはまって、この映画ができた過程にもとても感動しました。
うたで悲しみを癒してくれたり、そっと寄り添ってくれたり、人生を謳歌したり、怒ったり、泣いたり…
それぞれのキャラクターの個性が生き生きとしていて、みんな魅力たっぷりで、愛に溢れてる映画です。
何回みても飽きないし、何回みても泣ける。
ほんとに大好きな映画です。
ブロードウェイでもみてみたい。