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ダイ・ハード プロット アメリカ 02月04日 1989 台灣上映
ダイ・ハード2 プロット アメリカ 09月21日 1990 台灣上映
ハード・トゥ・ダイ プロット アメリカ 09月29日 2001 台灣上映
ハード・チェック プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
ハード・ウェイ プロット アメリカ 04月27日 1991 台灣上映
ハード・プリズン プロット アメリカ 07月02日 1988 台灣上映
ダイ・ハード3評論(20)
「ダイ・ハード」シリーズ第3作。
Blu-rayで鑑賞。
高層ビル、空港と来て、今度の舞台はニューヨーク全体。規模が計り知れないくらい大きくなりました。冒頭からいきなりビルが爆破され、否応無しに興奮が高められました(笑)
姿の見えないテロリストから交渉役に指名された刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。
成り行きでコンビを組むことになったゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)と共に、犯人の要求に従いながら街中を走り回る羽目に…。
ニューヨーク全体を人質に取ったような犯人グループの要求はどんどんエスカレートしていくばかり…。
マクレーンをコケにするような無茶苦茶な要求に、どんどん怒りのボルテージも上がっていきました。
何しろ二日酔いなもんでね…(笑)
本作でもジョンはとことんツイていませんでした。ホリーとも離婚の危機を迎えておりました。あんなにラブラブだったのに…。上記のように二日酔いだし、やさぐれ感がすごかったです(笑) 第1作の泥臭さが戻って来たようでいい感じでした!
それにサミュエル伯父貴がお若い。ハーレムで電気店を営むゼウスは、一般人なのに男気と勇気はヒーロー級! 冒頭で黒人ヘイト看板をぶら下げてハーレムの街頭に立たされたマクレーンに、良心的に声を掛けたのが運の尽きでした…(笑)
このふたり、なかなかどうしていいコンビ振り(笑) 最初はいがみ合うものの、即席とは思えないコンビネーションで戦いました。ふたりとも血まみれ・汗まみれで全力疾走!
バディ・アクション的なストーリーが好評を博したのかどうかは分かりませんが、本作以降ジョンがひとりで戦うことは無くなりました。“孤立無援の激闘”が持ち味だったような気がするのですが…そこはまぁ、ご愛嬌ということで!
本作の白眉は何と言っても地下鉄爆破シーンの迫力に尽きるでしょう!
ハリウッドのアクション映画はこうでなくっちゃ、という素晴らしいお手本。
日本映画だと直前で阻止してしまいますから…。
テロリストの正体にシリーズ物ならではの良さを感じました。職業も企むことも似た者同士って感じですねぇ…(笑) ジョンに対する嫌がらせのようなねちっこさが最高でした(笑)
「家族のためにグチグチ泣き言いいながら嫌々大活躍するヒーロー」が1、2の醍醐味だとするなら、これは違うのですが、客席で見てる分には名コンビのハラハラドキドキドタバタ大活躍は楽しかったですね。
まだ出始めのサミュエルLジャクソンが出てたことに驚き!
本作はNYに住んでる人にはウケが良かったのではないでしょうか?っと思えるぐらいNY中を駆け回っていましたね。でも、NYって行った事がないんですよね😢
前二作と違って冬のクリスマス・ムービーからサマームービーに変更になってます。前作ダイ・ハード2が1990年。そして3が1995年。この5年間にマクレーンさんは奥さんと喧嘩して別居し、ロス市警からNY市警に戻り、そこでアル中一歩手前になって警察をクビになりそうになってます。人生怒濤の展開です。
復讐かと思わせて泥棒だったり、ゲームをしながら進んでいくストーリーだったり、サミュエル・L・ジャクソンを迎えてのバディ物だったり色々と新しい要素にチャレンジして、この「3」辺りから方向転換した感じです。アクションの釣瓶打ちで飽きさせないように作ってあるのですが・・・んー、話もアクションも良くできているのに今一つ印象に残りづらい感じがしました。マクレーンさんはボロボロにはなるけど、何処かしら危機感の薄いせいでしょうか?
あれ?制作費9000万ドルに対して北米の興行収益1億ドル(wikipedia 調べ)って、もしかして北米だけだったら赤字だった?その影響もあってか次回作まで12年の眠りにつくことになります。
「ジョニーが凱旋するとき」はやたらと耳に残る第3弾でした。