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続・荒野の用心棒 プロット イタリア・スペイン合作 01月31日 2020 台灣上映
5匹の用心棒 プロット イタリア 08月05日 1967 台灣上映
真昼の用心棒 プロット イタリア 01月22日 1967 台灣上映
必殺の用心棒 プロット イタリア 04月11日 1969 台灣上映
都会の空の用心棒 プロット 日本 12月07日 1960 台灣上映
傷だらけの用心棒 プロット フランス・イタリア・スペイン合作 01月01日 1900 台灣上映
荒野の用心棒評論(18)
riavvio(リブート)作品として、作品そのものに観るべき価値があれば全て良し。
Ennio Morriconeの物哀しい旋律が、荒れ果てた町の虚無感を無言で表現している。
ストーリーは呆れるくらい「用心棒」とうり二つ(だから盗作と言われる訳だ)。しかし、C. Eastwoodの一匹狼の用心棒の佇まいは、三船敏郎のそれとは異なる世界を表現している。
圧巻はラスト10分の決闘シーン。
マカロニウエスタンのベーススタイルを作り、本場アメリカの西部劇にも影響を与えた作品として納得のガンファイト。「本家」とどっちが好きかは観る人のお好み次第。
とはいえ、ちょっと盗作は許せない気持ちはあります。
それにしても、これ、悪役がわかりやすいですね。なんていうか見るからに悪役な感じだし、憎悪感もちゃんとある。当時見ていたらこれほどスカッとする作品はなかったろうな…。クリントイーストウッドにも痺れた。
緊迫感もなかなかあったし、音楽の盛り上げ方もテンションが上がりました。
西部劇は『許されざる物』『ジャンゴ』とかしか見たことないけど結構好きそうなジャンル。見る幅を広めたいと思っていた自分にはちょうど良い作品で見て良かったです。
未見の方はぜひ。
レオーネ監督のハイセンスな演出にシビれっぱなし。劇画さながらのカッコ良さで、最後の決闘シーンのイーストウッドの登場の仕方なんて鳥肌モノ。
そして何と言ってもエンニオ・モリコーネの哀愁漂う音楽。味合い深すぎる。やはりこの作品もモリコーネの音楽ありきの作品だということを改めて感じた。
そして若き日のクリント・イーストウッド。渋さの中に爽やかさと清潔感がある。やはり主役の風格。
セルジオ・レオーネ監督が黒澤明監督の原作に力を借り作り上げたマカロニウエスタンの最重要作品のひとつ。マカロニウエスタンブームを呼んだこの作品は、セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッドといった天才達を世に送り出すことにもなった。
あまりに用心棒であまりにマカロニなので困るけど、これを始めて観たらそらぁびっくりだしハマるよね。
ストーリーは黒澤明の「用心棒」と全く同じだけど、これだけ面白くリメイクされると満足。
当然、裁判沙汰になり東宝が勝っている。
クリント・イーストウッド、セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネの代表作の一つで何回見ても面白い。