韓国の人気歌手で「ミス・ワイフ」「ダンシング・クィーン」など女優としても活躍するオム・ジョンファの主演で、テロリストにハイジャックされた旅客機を舞台に描くアクションコメディ。揚げパン屋を営むミヨンは、パソコン修理工の夫ソクファンと娘と家族3人、つつましくも幸せな生活を送っていた。ある日、景品でハワイ旅行に当選した一家は人生初の海外旅行に旅立つが、搭乗した旅客機には北朝鮮のテロリストが乗り合わせていた。旅客機はテロリストにハイジャックされて危機に陥るが、そこでミヨンの隠されていた能力が覚醒。不審な男を瞬く間に打ちのめすほどの戦闘能力を発揮する。一方、夫のソクファンも愛する妻に見せていない別の顔を持っており、その秘めた能力で旅客機を救おうとしていた。夫のソクファン役を「無頼漢
渇いた罪」のパク・ソンウンが務める。監督は「消された女」のイ・チョルハ。
ノンストップ評論(7)
筋骨隆々のスーパーヒーローやMI6のスペシャルなスパイもいないけど…
狭い飛行機の中で、些か地味なアクションしかないけど…
韓国映画が定期的に出してくれる、笑いあり涙ありの定番コメディアクション。
完全に笑かしにきてるもんね 笑
面白いというより、楽しかった!
ウッソピョ~ン... 比べちゃいました。
航空機内でのテロ行為...
何と言っても、個人的には映画が面白いとか、ふざけた内容とか、ありえないとか言う前に思い浮かべたのが1997年に公開されたサイモン・ウェスト監督製作の『コン・エアー』を思い出さずにはいられない... "ads" のセリフか⁉
主演を務めたのが’95年に映画『リービング・ラスベガス』ではオスカーを手にし、翌年に映画『ザ・ロック』ではVXガス弾無力化の為に自ら解毒剤を心臓に打ち、そして次の年にこの映画『コン・エアー』と『フェイス/オフ』とに出演... 筋肉が盛り上がり、30代として、また男性として映画人として、油が匂ってきそうになるぐらいノリに乗っていたニコラスさん... 『コン・エアー』
それよりもどちらかというと奇しくも映画『コン・エアー』と同じ1997年に公開された大統領専用機を戦場に戦う大統領映画『エアフォース・ワン』の方が、シナリオ的には似通っているのかもしれない。それと忘れてはいけないのが、ジェンダーを超えた女優なんて呼ばれるのは、胸糞がわるいかもしれないけれどもジュディ・フォスター主演映画『フライトプラン(2005)』での超が付くほどの大型最新鋭旅客機の中を縦横無尽に行方不明になった愛娘を半狂乱になりながら探す、エンジニアの母親の悪戦苦闘ぶりなんかもこの映画『ノンストップ』とは共通する点があるのかもしれない。
映画『ノンストップ』の特徴であるアクションとコメディを融合した映画として...
確かに前半の部分の "トリプルセブン" と呼ばれるボーイング777型旅客機に搭乗するまでのプロセスは子供を交えた夫婦のセリフなんかを見ると関西のメオト漫才のようで会話は軽快に、しかもユーモアのある夫婦仲のスコブル良いところが描けていて、その後の展開が期待できるものと思えたけれど...
テロリストが飛行機を乗っ取ってからは、話がとんと先が見えなくなり、面白さもプロットが進むにつれ食傷気味になってしまう。
ハリウッド映画では『コン・エアー』のように輸送機内だけではどうしても見ている側が持たなくなるので、地上に降りて囚人を追加したり、入れ替えたり、また映画『エアフォース・ワン』では、ホワイトハウスにいるグレン・クローズ演じる女性副大統領とのやり取りを入れることで目先を変えてシナリオを飽きさせないようにしている。それと『フライトプラン』ではあくまでも心理的スリラーにしているところに自ずと見ている側が映画に感情移入がし易くなっている... でも
主人公ミヨン演じるオム・ジョンファの格闘技シーケーンスをよっく頑張っているとべた褒めしている人のように、彼女のことを知っていれば多少なりとも視点が変わるかもしれないけども韓国の笑いのツボも理解できない者が見るとどうしても映画のプロット展開の繋がりの悪さや意味不明なパーサーの行動は、面白みの足を引っ張るとしか見えていない。
いくらボーイング777の機内の様子がわかる映画と例える人がいても、その機内の閉塞感はたまに出てくる韓国特務機関のシーンだけでは同じような場面の連続性がアクションにも響いているようにも映っている。
この映画の監督さん... サービス精神が旺盛な方なのか? シナリオ自体が小さなドン転返しの連続のような話の積み重ねのようになっていて、そもそもワイハに当たったオロナミンC?の裏ブタのいきさつや最後の最後まで寝ていた人が誰なのか? とか、そんなてんこ盛りを象徴するようにエンドロール・クレジットが流れる中、新しいエピソードを流すあたりになった時は、もう勘弁してほしくなるぐらいにお手上げ状態になりました。
なんか面白いかも?と言う予感と、韓国映画だから大丈夫!
というノリで見に行って正解でした
シナリオ自体は古式ゆかしきな部分もありますが、
やっぱり情の部分をしっかり描いてるので安心して見れます
間抜けなキャラが意外に動いたり、アクション切れてたり、
誰でも安心して見られる映画です
愉快なコメディと痛快なアクション満載で、久しぶりに声を出して笑った映画です。
コロナ禍でしんどいことも色々あるけどぜーんぶ吹き飛ばしてくれるパワーを持った作品。
映画館を出た時には自分もケリの名人の強い女になっていそうな気分でした。
しばらく、飲食店でおしぼりが出てきたらくるくるっとねじりパンみたいに巻きたくなってしまうかも。
オロナミンCの蓋の裏を凝視してしまうかも。
後半のランランラン ランランラランという曲がかかってからがカッコイイ!
たくさんの乗客が出てきますが、それぞれ全員が個性豊かに楽しませてくれます。
脚本が素晴らしい!
最初から最後までサービス精神満載で、参りました。
カメラを止めるなを観た後みたいな爽快さがありましたが、もっと笑うところが多かったかな。
コンフィデンスマンJPよりもザ・ファブルよりもドラマ版の奥様は取り扱い注意よりも面白い。また日本負けたな。
とにかくハッピーになれる映画でした。
飛行機の中で格闘するという設定をうまく活かして、様々なステージを用意している。そして狭い空間でのアクションもバリエーション豊かで楽しかった。なるほど、飽きさせない作りだ。
脚本もいろんな仕掛けや伏線がはられていて、なるほど!と唸ってしまいそうになった。そして伏線のすべてをきちんと回収してくれたのもいい。笑いどころもたくさんあったし大満足だった。韓国のこういうアクションコメディ映画ってホントに面白い。コンスタントに高いレベルを保ってる。
ただし誰がモクレンなのかって結構引っ張ってたけど、予告とかでほぼ明らかにしちゃってたのはもったいない。若干大げさな演技と、後半のアクションの物足りなさも少し不満に残る。ボス的なやつとの格闘はもうちょい尺をとってもよかったんじゃないかなー。