生きる
プロット
韓国
01月01日 1900 台灣上映
生きる LIVING
プロット
イギリス
03月31日 2023 台灣上映
生きる歓び
プロット
フランス
05月23日 1962 台灣上映
チャドルと生きる
プロット
イラン
08月31日 2002 台灣上映
生きる FROM NAGASAKI
プロット
日本
08月19日 2022 台灣上映
生きるために
プロット
アメリカ
05月18日 1991 台灣上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2022 KKTM)。聯絡我們
生きる(1952)評論(20)
黒澤明監督作品!
いのち短し恋せよ乙女〜♪
おもちゃの兵隊などの曲が出てきて、よくバレエ教室で小さい子が踊るような曲。
この頃からすでに日本の社会に馴染んでいた曲だったんだなと思ったのが一点。
市役所をたらい回しにされる、というのは、
今は都市伝説になっているかもしれませんが、昔の市役所の体質はあんなふうだったのかな、、と思いを馳せました。
案外、身内は家族のこと見えてないもんだなと思ったのも一つ。
死を意識して生きるから、心に残るのかなと思ったのがもう一つ。
大学の時の英語の先生で、まだ30代とかで若かったけど、心臓に持病があると仰っていました。確かにものすごく顔色が悪かった。
その先生の授業で、取り上げられたデモクラシーというテキスト、難しくてさっぱりわからなかったけど、デモクラの授業と生徒からは呼ばれていて、印象的だった。
授業中、先生が突然、感動した曲を紹介したいと、蘇州夜曲をテープで流したことがあった。
メロディーが美しいよね!と。
みんなに紹介したかった!と。
それ以来、私こ心の中には蘇州夜曲がガッツリと刻み込まれたのですが、卒業後数年たって、先生が亡くなったと聞いた。
その時に、なんとなく、やはり先生は自分の命のことをずか意識していたんじゃないかと思ったのでした。
命を意識した状態で行う行動には、気迫のようなものが詰まっていて、それは人にも必ず伝わるのかなと思います。
先生のデモクラシーや蘇州夜曲は、多分ずーと覚えてると思います。
そんなことも思いました。
無頼作家・ラストの部下に見られる様に、男の友情とは互いの孤独を理解し合う事。父息子の関係も本来そう有るべき(エディプスコンプレックス。
愛なき贈与なんて有り得ない、欲望の身体化に「生きる」糧見出だす。
役所に勤める男が余命幾ばくということを知り、一生懸命仕事をする・・・、という大雑把なあらすじは知っていたんですが、予想を凌ぐ展開やメッセージ性に驚きました。
癌であることを告白した人主人公に感動する、というところまでは想定どおりなんですが、あまりの変わりっぷりに周りが引いちゃってるところが、可笑しくもあり悲しく思えました。
いよいよ熱心な仕事っぷりが見られるかと思いきや、一気に死んだ主人公の葬式の日に時間が飛んでしまい、そこから役人たちの回想が続いていくと言うのは秀逸でした。彼の生き様を周囲の登場人物と我々観客が同時に理解するためには、こういう手法が一番良かったんでしょう。
オチも一種のどんでん返しで、単純な感動でもなければ、バッドエンディングとも言い切れない、終わった後に考えさせられる結末でした。
戦後間もない頃の作品なのに、行動や心理を全て見通し、それを踏まえた演出を随所に散りばめていることに、作品の内容以上にその秀逸さに感動しました。