デ ジャ ヴュ
プロット
スイス
03月08日 台灣上映
燃えるドレスを紡いで
プロット
日本
03月16日 台灣上映
恋わずらいのエリー
プロット
日本
03月15日 台灣上映
ブリンダーヴァナム 恋の輪舞
プロット
インド
03月15日 台灣上映
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話
プロット
アメリカ
03月22日 台灣上映
ラブリセット 30日後、離婚します
プロット
韓国
03月29日 台灣上映
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ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン評論(9)
その回想に相当する映像を交互に
組み合わせて、
キャリア初期からピークまでを
深く詳細まで描き出したドキュメンタリー
クライド・スタブルフィールドの
ファンキードラマーのブレイクビーツが生まれた経緯の回想!
10代の
ブーツィー・コリンズのライブ映像!
面白い!
分からないのにも関わらず、私には「I am JB!」と叫びたくなる瞬間が幾度かあった。
例えば。大学の学生寮において、白人と黒人の寮を分けて欲しいと黒人から要求された、という白人男性との談話のくだり。JBは強く反発した。
差別により分断された状況を放ったまま、当事者の自由意思を尊重するかのような論法を私は受け入れない。まさに私の思っていることを代弁してくれていた。
「格下に見るな!」成功して金持ちになったから認められるわけじゃない「21歳から俺は一人前だ!」
人間の経験は、その人の内なる世界の人々(同胞であり他者)の経験なしではあり得ない。内なる世界の他者とつながっているからこそ人間なのだ。もしそのつながりが無ければ、人間は何者でもない。
人間とは実に複雑で愛しいものだと思う。
この映画をミックがプロデュースしているということにまた大きな意味を感じ、感動した。
全盛期の60年代のパフォーマンスを主に描いているのも個人的には良かった。
教授みたいなのを言いくるめる攻撃力が絶大でステージに上がる客を宥める冷静なカリスマ性と必見な映像が盛り沢山。
何といってもスクリーンで繰り広げられるパフォーマンスが圧巻で格好良くホボLIVE映像だけでもってな位に凄まじい。
存在はもちろん知っている。
でも生い立ちや背景は知らない。
その程度の知識で観ると、ジェームス・ブラウンの曲を全部聞きたくなるし、過去に出演した番組を追いたくなる。
貧しかったため、強盗で逮捕され刑務所にいたとは知らなかった。
最初からバンドを組んでいたわけではなく、元からあったバンドにボーカリストとして迎えられたのも知らなかった。
どんどんバンドメンバーを増やしてドラマーが4-5人いたのも知らなかった。
ドラマーが多すぎて、ドラマーの二人がいじめて3人を辞めさせた話にはちょっとクスっとしてしまった。
圧倒的な存在感とパフォーマンスをするジェームス・ブラウン。
人を信じない・信じれないジェームス・ブラウン。
スーパースターで破天荒なジェームス・ブラウン。
現代のアーティストでジェームス・ブラウン的ポジションは、ブルーノ・マーズくらいしか浮かばなかった。
ブルーノ・マーズのパフォーマンスの原点も見れた気がする映画だった。