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劇場編集版 かくしごと ひめごとはなんですか評論(18)
こうした前提があるものの、予備知識無しでとっても楽しめました。本編79分と、比較的尺は短いのですが、良い意味で長く感じる、展開が飽きさせず引き込まれる良作です。
作品は、大きく、過去編、現在編に分かれています。また、過去編でも、合間に現在がオーバーラップする部分があります。過去編は、主にギャグ中心、そして現在編ではちょっとしたシリアス展開があります。
作品の根底にあるのは、家族愛です。自身の仕事を娘に知られたくない、という想いであの手この手の対策を打つ主人公に思わず笑ってしまいました。女性の方は、観るとお父さんの想いが響くかもしれません。
作中で描かれる夏の情景も美しく、今の季節に観るにはぴったりです。エンディングテーマも、大瀧詠一さんの『君は天然色』ですが、歌詞が映画の内容に合っています。
余り期待せずに観に行ったのですが、観て良かったと思いました。
久米田康治作品は南国アイスホッケー部や絶望先生までは単行本を揃えていましたが、下ネタや特定の人がひどい目に合う作風があまり好きではなく、かくしごとはスルーしていました。
読んでおけばよかったと後悔するほどいい話でした。
しかし前述の他の映画の倍面白かったかといわれれば所詮総集編なのでとばしたエピソードがダイジェスト映像で流される当たり物足りなさを感じたのも事実です。
小学生の息子と鑑賞。息子も一般料金で。
息子の方はアニメを少し見た事が有るみたいです。
私はタイトルを知っている程度の予備知識でした。
それでですね、結構笑えるんです。親子で笑っちゃいましたよ。
他のお客さんは、それほど笑ってなかったけど、総集編的な感じなので、見た事が有るシーンだったのかな。
私と息子だけ笑いの沸点が低いだけかも。
それで、映画はテンポ良く進んで行くんだけど、初見の私でも置いてかれず楽しめる位に、巧くまとまっていました。
それから、この映画で私が良かったと思ったのが、終盤めぐろ川たんていじむしょが再集結した事。
姫が皆から慕われていたから集まってくれたんだと思うの。
これって、姫が真っ直ぐ成長してくれた証じゃないですか。
父親の立場で見てみると、この時点である意味ハッピーエンドだと思うんです。
もっとも、この後まるで漫画の様な展開で、ちゃんとハッピーエンドを迎えますが。
漫画業界の裏側を覗かせつつ、親子愛を見せる温かい作品だと思います。