俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工が3人で共同監督を務め、漫画家・大橋裕之の初期作品集「ゾッキA」「ゾッキB」を実写映画化したヒューマンコメディ。舞台演出家・劇作家の倉持裕が脚本を手がけ、約30本の短編が収録された原作コミックから複数のエピソードを織り交ぜて構成。原作者・大橋の生まれ故郷である愛知県蒲郡市でロケを敢行し、ある特別な秘密を抱える人々が織りなす日常と、彼らに訪れる少し不思議な奇跡を描く。吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、松田龍平、國村隼ら多彩なキャストが個性豊かな登場人物たちを演じる。シンガーソングライターのCharaが自身のキャリア初となる音楽監督を務め、息子HIMIとの共同制作・初デュエットで主題歌を担当。本作の制作から公開までの舞台裏を追ったドキュメンタリー「裏ゾッキ」も同時期に公開。
ゾッキ評論(7)
そもそも、ゾッキ=寄せ集めって言っているのだから、寄せ集めたものを作れば良かったと思う。同じ町で起きたあれこれを展開しているからそういう構造にしたと思うが、どうも分からないことが多すぎる。個々で区切ってもあのラストなら納得できるし、3人の俳優監督が撮ったことを売りにしているのだから、そう立てるべきだったんだと思う。なんか、ダラダラしてて勿体ない。脚本家はひとりってこともあってか、軒並み同じような空気。違いが分からなかった。
また、エロと思春期みたいなエピソードしか残ってないけど、独特な匂いを発することには成功してた。男子の頭ん中って割とこんなもんって思いつつ。放課後を誇張したような感じ…と例えてみたけど、違うか。笑
と言いつつ、キャストはアンサンブルしてることもあって良かった…気はする。コウテイの九条ジョーのヒトリ勝ちではあったけど。人脈をありありとみせられた様なクレジットで面白かった。
なんだろう、結局何にも残ってないんだよな…。好きな人が原作をリスペクトした、内輪ネタみたいな作品なんだと思う。だから伝えようとしてこない。正直、試写で良かった。
撮影現場の公共機関がこの映画を推していますが、
不謹慎な表現があり不快を感じました。
子供に見せる様な映画ではありません。
撮影した市はこの映画の内容を確認していますでしょうか?
良い映画だと思って子供と映画を観に行ったのですが、残念で仕方ないです。