山内マリコの同名小説を原作に、同じ都会に暮らしながら全く異なる生き方をする2人の女性が自分の人生を切り開こうとする姿を描いた人間ドラマ。都会に生まれ、箱入り娘として育てられた20代後半の華子。「結婚=幸せ」と信じて疑わない彼女は、結婚を考えていた恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされる。あらゆる手段でお相手探しに奔走し、ハンサムで家柄も良い弁護士・幸一郎との結婚が決まるが……。一方、富山から上京し東京で働く美紀は、恋人もおらず仕事にやりがいもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。そんな2人の人生が交錯したことで、それぞれに思いも寄らない世界がひらけていく。「愛の渦」の門脇麦が箱入り娘の華子、「ノルウェイの森」の水原希子が自力で都会を生き抜く美紀を演じる。監督は「グッド・ストライプス」の岨手由貴子。
あのこは貴族評論(15)
家庭環境の呪縛から解き放たれ、自分らしい生き方を見つける二人は、とても眩しいです。
家族への思いを乗り越え、自分の幸せを手に入れる彼女たちの成長は、誰の心にも響く作品です。
おすすめですよ!
オンライン試写会で視聴しました。女性の問題とか階級の問題は昔の話だと思っていたけど案外身近にあるんだなと思った。女性でも自分で選んだ道に責任を持って選んだ方が幸せになるんだなと感じた。
富山から上京し東京で働く美紀(水原希子)は、恋人なし、仕事にやりがいなし、東京に居る意味がわからなくなってる。この2人が幸一郎を介して出会い、そして仕事とは、幸せとは、と考えるようになっていく話。
貴族と呼ばれる様な名家に生まれた人達の当たり前と可笑しさ、妻は子供を求められるだけなのかと苦悩する見所かな。
主人公の2人、門脇麦、水原希子は良かった。
それと、華子の友人役の石橋静河、美紀の友人役の山下リオも良かった。
苦労して慶応大学に入学するも授業料が払えず、夜のアルバイトをするも結局中退してしまった富山に住むごく普通の美紀(水原希子さん)。
弁護士で政治家もいる一流家系の幸一郎(高良健吾さん)の3人を軸としたストーリー。
門脇麦さんの礼儀正しい仕草や言葉遣いが素晴らしい。
水原希子さんも名演技。
この二人の生き方の対比が見所だった印象。
結婚が全てじゃないって事を表現したかったのか?
結局、自分がなりたい人世を歩めるのか?
そんな事を表現したかった感じの作品。
幸一郎が大切な日には必ず雨が降る雨男で色んな場面で降る雨が印象的。
あなたの世界(富山の田舎暮らし)と私の世界(良家の家系)は一緒。ってセリフも印象的。
男性よりも女性の方が心に響く作品だった印象。
食べるもの殆ど全てが高級過ぎて、とても真似する事は出来ません( ´∀`)